AIを活用した車両撮影業務の新しい形
株式会社AGENCIAが自社開発のAI搭載アプリ「Snap-In」を株式会社タウに提供開始しました。このアプリは、転倒車両や損傷車両の撮影業務を効率化し、現場と本部双方の負担を軽減することを目的としています。AGENCIAの技術力を活かしたこの新アプリは、今後の自動車業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進するものとして、注目を集めています。
車両撮影の現場における課題
タウでは、1台の車両につき40~50枚の画像を撮影する必要があります。必須項目に加え、各車両の損傷状況を伝えるための詳細な情報を提供するためには、複数枚の画像が求められます。このような撮影フローは、従来では撮影した写真を本部で確認し、適切な順番に整理した後、システムに登録するという煩雑な作業を伴いました。
撮影者はそれぞれの車両の状態に応じて撮影順序を決定して行動するため、画像の内容を確認し、順番を入れ替える作業が本部担当者にとっての負担になっていました。この問題を解決するために、Snap-Inは開発されました。
Snap-Inの特徴とメリット
Snap-Inは、撮影された画像をAIが瞬時に解析して「どの部位がどの角度から撮影されたか」を判断します。わずか1枚あたり約1秒で分析を行い、その結果をもとに画像を指定された順序に自動的に整理し、システムへアップロードします。これにより、撮影者は従来通りの流れで簡単に撮影でき、本部担当者は手間を大幅に削減できます。
また、Snap-Inは撮影時に白飛びやブレ、暗さなどの品質問題をAIで検知し、その場でアラートを表示します。これにより撮り直しのリスクを減らし、現場での負担も軽減。現場と本部間のトラブルを抑える仕組みになっています。
タウの期待と今後の展開
株式会社タウの情報システム部の石田氏は、「Snap-Inを導入することで、撮影の際の業務フローを大きく変更することなく効率化が実現できると期待しています。今後、このアプリを実際の業務で活用していきます。」と語りました。
AGENCIAのビジョン
株式会社AGENCIAは、360°画像やAIを駆使し、自動車業界の業務改革を推進しています。Snap-Inは、その一環として開発されており、業務フローを根本的に変えることなく、AIを活用して事務作業の効率化を図ることが目的です。
AGENCIAは今後もAIと人間の協力を強化し、自動車業界におけるDX促進を目指していきます。
タウとAGENCIAについて
タウは、交通事故や風水害によって損傷した車両を国内で買取し、インターネットシステムを通じて125ヵ国以上へ販売しています。彼らは循環型社会を目指す企業であり、AGENCIAはその自動車業務をサポートする技術企業として、愛知県名古屋市に本社を置いています。
これからの「自動車×AI」による業務の進化に、ぜひご注目ください。