ヒルトン名古屋で初開催された2025クリスマスケーキコンペ
愛知県名古屋市に位置するヒルトン名古屋では、社員の若手ペストリーの成長を目的とした「2025 Christmas Cake Competition」が2025年7月17日に初めて開催されました。このコンペティションは、クリスマスという特別なシーズンを迎えるにあたり、華やかで美味しいケーキ作りの技術と創造性を競う場として企画されました。
このイベントは、ペストリーチーム全員が力を尽くす機会を提供し、クリスマスにふさわしいケーキの新しいアイデアと技術の開発を目指しています。実際には、21の提案の中から選ばれた4つのチームが最終的なコンペティションに参加し、「味」「技術」「創造性」といった8つの審査基準に基づき激しい競争を繰り広げました。
特別審査員の豪華な顔ぶれ
審査員として参加したのは、2025年に日本代表として「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」優勝を果たした宮﨑龍氏、旅行・グルメライターの一番ヶ瀬絵梨子氏、そしてスイーツインスタグラマーのキラキラライフ氏など、各界から名だたる方々。彼らは厳正な審査を行い、才能あふれる若手パティシエたちの作品を評価しました。
栄光を勝ち取った作品
見事に優勝したのは、ペストリーデミシェフの徳地愛実さんが手掛けた「CITRUS NOEL〜雪と太陽〜」。彼女の作品は、南国のフルーツを用い、冬のトロピカルな雰囲気を反映した弧を描くデザインが特徴です。オレンジ色を基調とし、さくらんぼのリキュールを使って大人の味わいに仕上げるなど、独自のアプローチが光ります。この特別なクリスマスケーキは、もちろんホリデーシーズンに販売される予定です。
ペストリーシェフのコメント
コンペティションを監督したペストリーシェフの渡辺守氏も、この機会がチームのスキル向上に繋がったことを嬉しく思っています。彼は「ヒルトンブランドのクオリティを保ちながら、今までにないアイデアを引き出す数々のケーキが生まれた」と語り、また、審査員からも「ヒルトン名古屋らしい」クリスマスケーキへの期待が寄せられたことを強調しています。
クリスマスの新たな潮流
徳地さんは受賞の喜びを「クリスマスの固定観念を打破する新しいケーキとして評価されてとても嬉しい」と表現しており、このプロジェクトが彼女のクリエイティブな成長にも繋がったと明かしています。彼女のケーキは、特にアルコールとのペアリングを楽しむことができることでも知られ、クリスマスシーズンならではの特別な体験を提供してくれるでしょう。
ヒルトン名古屋について
ヒルトン名古屋は1989年に名古屋で初の外資系ホテルとしてオープンして以来、名古屋市内でのビジネス及び観光客にとって欠かせない宿泊地となっています。多彩なレストランや会議室、ウェディングチャペル、フィットネスセンターなどを完備し、厚みのあるサービスでお客様をお迎えします。2025年のクリスマスケーキはこのホテルの美味しさを体験する良い機会となること間違いなしです。
詳細なクリスマスケーキの販売については、2023年9月3日に発表される予定ですので、お楽しみに!