愛知県で新たな移動サービスがスタート
2023年9月15日、愛知県内で「新モビリティサービス推進事業(MaaS実証事業)」がスタートしました。この取り組みは、トヨタファイナンシャルサービス株式会社(TFS)が受託し、尾張北部5市町(小牧市・犬山市・北名古屋市・豊山町・大口町)を対象とした実証実験が行われます。この実験では、TFSが全国展開するスマートフォン向けマルチモーダルモビリティサービスアプリ「my route」を活用して、地域の交通インフラの充実を図ります。
取り組みの背景
愛知県のこの新しいプロジェクトの主な目的は、地域のコミュニティバスの認知度や利便性を高めることです。特に、市町をまたぐバスの利用を促進し、地域活性化を図ることを狙いとしています。そのために、以下のような具体的な施策が計画されています。
1.
おとなりバスなび尾張北部の構築:
対象地域におけるコミュニティバスの情報を統合したポータルサイトを新たに構築し、バス利用者にとって便利な情報を提供します。
2.
デジタル乗車券の導入:
尾張北部エリアで新しいデジタル乗車券が発売され、利用者の利便性が向上します。
3.
まち巡りMAPの配信:
コミュニティバスを利用した地域巡りを促すための「コミュニティバスで行く尾張北部まち巡りMAP」が配信され、地元観光の促進も図られます。
これらの施策は、地域情報を発信し、交通手段をスムーズにすることで、訪れる人々が地域の魅力を感じられるようにすることを目指しています。
実証実験の期間と対象エリア
この実証期間は2025年9月15日から12月15日までの約3ヶ月間で、尾張北部の5市町にて行われます。地域住民や訪問者にとって、利便性が高まることが期待されています。
「my route」アプリの魅力
「my route」は、ユーザーの「行きたい」を「行ける」に変えるおでかけアプリです。近場の観光スポットやイベントを簡単に見つけられ、友人からのおすすめ場所の保存も可能。さらに、乗り換え案内や、各種交通手段を組み合わせた行き方の提案が強みです。また、お得な交通チケットもアプリ上で購入できるため、利便性が非常に高いです。
「my route」は、これからのおでかけをもっと楽しく、便利にするために、さまざまな機能を搭載しています。アプリは無料でダウンロードでき、登録なしですぐに使用開始できます(チケット購入時には会員登録が必要)。これにより、地域の観光やイベント参加に対するハードルが大幅に削減されます。
企業情報
このプロジェクトを推進しているトヨタファイナンシャルサービス株式会社は、愛知県名古屋市を拠点として、自動車販売金融サービスを展開する企業です。日本国内はもちろん、世界40ヶ国以上で事業を展開しており、顧客のニーズに応じた高品質なサービスを提供しています。これにより、地域経済の活性化にも貢献しています。
お問い合わせ先
詳しい情報については、トヨタファイナンシャルサービス株式会社の「my route PR事務局」にお問い合わせください。
この新モビリティサービスが愛知県の地域活性化にどのように寄与するのか、今後の展開が非常に楽しみです!