2025年濱口梧陵国際賞の受賞者が決定！両国の偉業を讃える授賞式開催

2025年濱口梧陵国際賞受賞者の発表と授賞式について

2025年の濱口梧陵国際賞（国土交通大臣賞）の受賞者が発表され、日本から三村信男博士、イタリアからステファノ・ティンティ博士が選ばれました。この賞は、津波や高潮など自然災害対策に特に功績を上げた人々を讃え、国際的な防災意識の向上を目指しています。授賞式は11月11日（火）に東京都千代田区の海運クラブで行われます。

濱口梧陵国際賞とは

濱口梧陵国際賞は、東日本大震災を契機に設立された賞で、毎年世界中から津波防災に貢献する個人や団体を表彰しています。この賞名は、日本の実業家であり社会事業家でもある濱口梧陵に由来しています。彼は19世紀に、地震と津波から村人を守るために「稲むらの火」を灯し、復興にも尽力したことで知られています。彼の努力は、後の地震による被害を最小限に抑えることに貢献しました。

受賞者の紹介

受賞者の三村信男博士は、茨城大学の名誉教授であり、津波防災における研究・教育に長年にわたり携わってきました。一方、ステファノ・ティンティ博士はイタリア・ボローニャ大学での母校招聘教授として、国際的な交流や研究の推進に貢献しています。両者とも、津波防災の分野において重要な業績を上げており、その貢献が評価されました。

授賞式の詳細

授賞式は、16時00分から開始され、続いて17時00分から記念講演会が行われる予定です。授賞式では、2025年濱口梧陵国際作文コンテストの入賞作品も発表されるため、多くの方にとって興味深いイベントとなるでしょう。

イベントは、東京の中心地である千代田区で行われるため、アクセスも良好です。防災意識を高め、津波からの安全を確保するための重要なメッセージがこの式典から発信されることでしょう。