株式会社プロシップが業績予想を上方修正
株式会社プロシップ(本社:東京都千代田区)は、2026年3月期の連結業績予想を上方修正し、業況が順調に推移していることを発表しました。今期の営業利益は前回見込みに比べて13.6%増加する2,624百万円、経常利益は10%増の2,706百万円、当期純利益は9.3%増の1,968百万円を見込んでいます。これらの数値は、全社的な取り組みにより、売上原価率の改善や営業費用の抑制が進んだ結果です。また、新リース会計基準への対応需要も今後高まる見込みです。
業績の推移
2026年3月期第2四半期においては、売上高の進捗が47.5%に達し、予定よりも良好な業績を示しています。前期実績においても、前年同期の連結業績と比較して、営業利益はほぼ横ばいながらも、経常利益は若干の改善を見せています。これを受けて、通期の予想数値が上方修正されました。
- 連結売上高: 8,200百万円
- 連結営業利益: 2,310百万円
- 連結経常利益: 2,460百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,800百万円
- 連結売上高: 8,200百万円
- 連結営業利益: 2,624百万円
- 連結経常利益: 2,706百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,968百万円
- 連結営業利益: +314百万円
- 連結経常利益: +246百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益: +168百万円
記念配当の発表
2026年3月期の業績向上に伴い、プロシップは株主への感謝の意味を込めて記念配当を実施することを決定しました。具体的には、普通配当が32円に増加し、さらに記念配当として1株あたり5円を追加し、合計37円とする見込みです。この記念配当は、ProPlus累計導入社数が5,500社に達したことを祝うものでもあります。
- 期末配当: 37円(普通配当32円 + 記念配当5円)
計画と将来の展望
プロシップは、固定資産管理の専門企業としての強みを生かし、今後も新製品を展開していく計画です。2024年度には、電力業界向け新ソフト「ProPlus for Electric Power Company」をリリース予定です。また、リース会計基準に対応した新SaaS製品「ProPlus+」の導入も期待されています。
今回の上方修正と記念配当は、株主を始めとした多くのステークホルダーへの敬意と感謝を示すものであり、今後のさらなる成長に向けた基盤を強化するものです。
今後もプロシップの動向にご注目下さい。