日本一の応対を目指した医療機関の競技会、2024年も盛大に開催される

医療現場での応対接遇力向上に向けて

日本では、医療機関におけるサービスの質を高めるための取り組みが行われています。その一環として、株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンターが12年間にわたり実施している「応対ランキング」を2024年12月20日（金）に神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて開催しました。このイベントでは、医療機関の応対接遇スキルを向上させることを目的とし、チームや個人の成果を発表し合い、優れた実績を表彰する場となっています。

医療機関における応対ランキングとは？

「応対ランキング」とは、医療関連部門チームの応対リーダーが選出され、各医療機関ごとのクレド（行動規範）に基づいた応対活動を1年間実施し、その成果を評価・表彰する取り組みです。このプログラムは、特に病院や医療事務の現場において、心に寄り添った温かな応対を目指しており、審査には日本航空（JAL）のビジネスサポートアドバイザーも参加しています。

大きな成果を挙げた名古屋市立大学病院

今年の「応対ランキング」では、名古屋市立大学病院グループが第1位を獲得し、神鋼記念病院グループが第2位に輝きました。名古屋市立大学病院の応対リーダーは「チーム全員での活動を通じて、患者様に安心感をもたらすことができた結果に喜んでいます」と話しました。このように、医療機関内のチーム一丸となった取り組みが評価され、患者様の安心感を生む成果につながっているのです。

個々のスキルを磨く「応対接遇コンテスト」

今回のイベントでは「応対接遇コンテスト」も同時に行われました。これは、従業員一人一人の接遇スキルを競ったもので、名古屋市立大学病院の入社3年目の社員が最優秀賞を受賞しました。彼女は「患者様が安心して笑顔になれるサービスを提供できるよう今後も努力したい」と意欲を示しています。

教育や研修によるスキルアップ

日本データーは、医療現場のスタッフに向けたマナーや接遇の研修を強化しています。これにより、高い水準の応対スキルを持つ職員を育成する取り組みが進んでいます。特に、日本航空によるマナー・接遇研修が取り入れられており、厳正な審査を経て選ばれたチームや個人には、特別な「応対マーク」が授与されます。受賞者たちは、患者様に対してさらに良いサービスを提供できるよう努める意向を持っています。

今後の展望

今後も日本データーは、心に寄り添い、安心を届ける温かな応対接遇を目指し続け、地域の医療機関として選ばれる存在でありたいと考えています。患者様の満足度を向上させ、信頼される医療機関づくりに寄与する姿勢を貫いていく所存です。

このような業界全体の取り組みが、安心して医療を受けられる環境を整えていくことに繋がります。地域の皆様により良いサービスを提供し、信頼される医療機関を目指して、これからも努力を続けていきます。