フランス学生の訪日研修
2026-07-30 11:55:33

フランスのマンガ学生が日本で編集者の指導を受ける体験

フランスのマンガ学生が日本で学ぶ貴重な経験



2026年7月12日から17日まで、フランスのヒューマンアカデミーのマンガ科で学ぶ学生10名が来日しました。このプログラムは、日本の出版社による編集講評や作品持ち込みを中心にした実践教育プログラムで、彼らが日本のマンガ文化を直接体験することが目的です。

日本的マンガ教育の重要性


日本のマンガ・アニメは世界中で親しまれており、多くの海外のクリエイターがその技法や物語作りを学ぼうとしています。しかし実際にプロのマンガ家として成功するためには、編集者からのフィードバックを受けるなどの実践的な経験が不可欠です。ヒューマンアカデミーは、日本の出版社との連携を通じて、マンガ制作を志す海外の学生たちに貴重な教育の機会を提供しています。

研修の内容


研修期間中、学生たちは国立オリンピック記念青少年総合センターを拠点に、さまざまな活動に参加しました。出版社への作品持ち込みや作品講評会を実施し、さらに宮崎駿が描くジブリ作品を体験するために三鷹の森ジブリ美術館を訪れました。アニメイト池袋本店や中野ブロードウェイなど、マンガ・アニメ文化の中心地も訪れ、日本文化を深く学びました。お好み焼きやもんじゃ焼きなどの日本の食文化も体験し、日本の生活スタイルや文化に対する理解を深めていきました。

教授陣からの学び


研修初日には、プロマンガ家である坂本憲司郎先生の講義も行われ、彼のもとでマンガ制作のテクニックや心得を学ぶ時間も設けられました。受講後、学生たちは日本のマンガ編集者と対話をしながら、自らの作品を持ち込みました。このプロセスを通じて、作品の見せ方やストーリー構成についての具体的なアドバイスを受け、自分の作品をどのように進化させるかについて深く考える機会となりました。

編集者との交流


7月13日と14日は、日本のさまざまな出版社から編集者が招かれ、直接の作品講評を通じて学生たちの作品に対する評価が行われました。この過程で、学生は日本のマンガ業界特有の文化を学ぶと共に、名刺を持つことの重要性も理解しました。作品が評価されることにより、名刺を獲得することができ、今後のキャリアにつながる接点を作る面でも非常に意義深い体験でした。

今後への期待


プログラムを通じて、学生たちは多くの名刺を取得し、自分のキャリアにとって大切な人脈を築く重要性を実感しました。また、一部の学生は坂本先生のアシスタントとしてのインターンシップも経験し、まだまだ懸命に学び続ける姿勢を持っています。ヒューマンアカデミーでは、今後もこのような日本と海外をつなぐクオリティの高いマンガ教育を続けていく予定です。日本、フランス両国の文化を深く理解し、実践的なスキルを身に付けることで、今後の創造性豊かなマンガクリエイターの育成に貢献していきます。

まとめ


このようなプログラムが今後発展するとともに、学生たちが国境を越えてプロフェッショナルなクリエイターとして活躍するための支援を行っていくことが、ヒューマンアカデミーの大きな使命の一つです。またこの取り組みは、国際的なマンガシーンにおいても日本のマンガ文化が広がるきっかけとなるでしょう。引き続き、学生たちが成長し続けることを期待しています。


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