嘉義市の優良ブランド、東京と名古屋で初販売開始！

嘉義市の優良ブランド、東京・名古屋で初販売

台湾の嘉義市政府は3月11日、同市の優良ブランド「嘉市好店」として、特に選ばれた4社の商品の日本初販売を発表しました。このイベントは東京都中央区の「誠品生活日本橋」と名古屋市の「李さんの台湾名物屋台大須店」で同時に行われました。

商品のラインナップ

発表された商品は、次の4つです。
1. 皇鶴蜂蜜：100年以上の歴史を誇る天然のはちみつ。
2. 奮起福米餅：ドラゴンフルーツを使用したお菓子。
3. 湯城鵝行：エシャロット入りガチョウ油。
4. 義興嘉釀：台湾産黒豆しょうゆ。

これらの製品は、台湾の豊かな文化が詰まった特産品として、イベント当日には多くの来場者が試食し、その味を体験しました。

料理実演で商品の魅力をアピール

イベントでは嘉義市の黄敏恵市長が、特別ゲストとして招かれた日本人シェフの山下九氏とともに、料理実演を行いました。山下シェフは、自らのアレンジを加えた「ガチョウ油かけご飯」と「ガチョウ油チャーハン」を披露しました。これらの料理には、エシャロットと黒豆しょうゆを使用した独自の風味が加わり、観客を魅了しました。

「ガチョウ油は日本ではあまり使われないが、料理に新しいアイデアを提供する」と山下シェフは語りました。彼の料理は、嘉義市の特産品と日本の食材が融合し、ユニークな味わいを生み出すことに成功しています。

嘉義市の特産品の魅力を伝える

黄市長は、製品の魅力を強調し、エシャロットのカリカリした食感が料理に深みを与え、料理が「貴族のような幸福感を味わえるもの」に変わったと述べました。また、ドラゴンフルーツを使用したおこしも特におすすめし、蜂蜜との相性が抜群でデザートとしても楽しめるとアピールしました。

日本と台湾の友情の重み

また、イベント中には地震発生時刻に合わせて、東日本大震災の追悼の時間も設けられました。黄市長は、過去の大震災に際して台湾が日本に支援したことを振り返り、今後も日台間の深い友情を築いていきたいと語りました。

展示会の情報

さらに、嘉義市政府は3月11日から14日まで、東京ビッグサイトで開催される「FOODEX JAPAN 2025」にも参加します。嘉市の厳選された8社の製品が展示され、これを通じて台湾の特色ある製品をさらに広める努力が続けられます。

今回のイベントは、嘉義市の魅力を伝える貴重な機会であり、多くの来場者に新たな発見とワクワクを提供するものでした。皆さんもぜひ、嘉義市の特産品を手に取って、その味を楽しんでみてはいかがでしょうか。