トヨタ車体本社開発センターでの3Dプリント展示
2026年8月、トヨタ車体株式会社の本社開発センター南ロビーにて、特別な展示がスタートしました。この展示は、カーデザイナーの山本卓身氏が作り上げた作品「デザインが生まれる部屋。」です。この作品は、株式会社ExtraBold.の協力のもとで、3Dプリンターを使って制作されました。
展示作品の背景
この作品は、企業及びデザイナーのコラボレーションによって形を成しました。特に、展覧会「TOKYO ROOMS」に出展されたものであり、ExtraBold.は、その制作プロセスを一貫して支援しました。具体的には、デザインイメージの3Dデータ化や大型3Dプリンターによる造形、そしてその後の組み立てに至るまで、さまざまな工程を手掛けています。
素材へのこだわり
展示作品には、トヨタ車体株式会社が開発した環境配慮型材料「TABWD®」が使用されています。これは、森林整備で伐採されるスギを原料としており、日本の森の再生に寄与することを目指しています。この素材は木質ならではの風合いと、樹脂の優れた加工性を持っているため、デザインに豊かな表情を持たせることができるのです。
作品のコンセプト
山本卓身デザイナーは、「ひらめきが2Dのスケッチとして表現され、3Dの形状へと昇華していく過程」をこの作品で表現しました。この過程は、線から立体への変換を通じて、想像力の広がりを示しています。デザインを実体化する工程には、ExtraBold.の技術メンバーが携わり、3Dデータ化の段階から材料検証、製作までサポートしています。
今展示には、解説パネルも設置されており、TABWD®を使用した造形プロセスが詳細に紹介されています。来場者は、作品の背後にある技術や理念について理解を深めることができます。
オープニングイベント
展示開始日となる8月4日には、山本卓身デザイナーやトヨタ車体開発本部の黒栁本部長、竹中領域長、尾上領域長が集まり、展示のお披露目を行いました。この場では、今後の展望や新しい取り組みについても意見交換が行われ、参加者全員がこのプロジェクトに対する熱意を共有しました。
展示情報
- - 展示場所: トヨタ車体株式会社 本社開発センター 南ロビー
- - 展示開始: 2026年8月〜(開催期間は未定)
- - 関連情報: TOKYO ROOMS展への出展について (2026年4月30日発表)
この展示を通じて、環境問題への意識と、未来のモビリティデザインの可能性を感じ取ることができるでしょう。興味のある方はぜひ、トヨタ車体の本社開発センターに足を運んでみてください。