愛知に新たなeスポーツの風を!
2025年1月20日、名古屋市のSTATION Aiで『ASIA esports EXPO』に向けた記者会見と第37回愛知・名古屋eスポーツ研究会が開催されました。本イベントは、愛知・名古屋のeスポーツ文化をさらに普及・振興させることを目的に行われ、地元選手や著名な方々の挨拶を通じてその意義が強調されました。
第一部:『ASIA esports EXPO』記者会見
記者会見は二部構成で行われ、最初に愛知県知事の大村秀章氏が挨拶をされました。彼は「日本、そしてアジアでのeスポーツの繋がりの輪が広がっていくことを願っている」と述べ、2026年に愛知・名古屋で行われる第20回アジア競技大会に向けて、eスポーツを盛り上げていく重要性を語りました。
次に、片桐正大氏(愛知・名古屋eスポーツ活性化推進委員会委員長)が、EXPOの事業概要や大会の意義について詳しく説明しました。大会ロゴに込められた思い、そして愛知からさらなるeスポーツの盛り上げを図る意気込みが伝わりました。
選手たちの意気込み
その後、名古屋OJAのKEI.B選手が登壇し、「生まれ育った地で開かれるので、盛り上がりに貢献したい」と強い思いを語りました。同選手は、ストリートファイターリーグに参戦中であり、会場での楽しみ方を多くの人に伝えたいという意気込みが感じられました。
また、Iroas選手はポケモンユナイトの魅力を伝え、「競技を通じての本気の戦い方」を会場で表現することを約束しました。二人の選手の情熱が、今後の大会に向けての期待を膨らませていきます。
俳優やMCも参加
高野洸氏が登壇し、俳優としての立場を活かしてeスポーツの盛り上げに貢献したいと述べた他、タレントの野々宮ミカ氏も国際的な視点を持ちながら「ASIA esports EXPO」を広めていく意義を語りました。
最後に、こく兄氏からもビデオメッセージが寄せられ、地元愛知からの盛り上げを約束しました。
第二部:第37回愛知・名古屋eスポーツ研究会
会見後に行われた研究会では、テーマ「eスポーツの国際情勢〜世界の潮流と国内最新事例の共有〜」に基づいて、さまざまな意見交換が行われました。
株式会社REJECTの野山嶺氏が登壇し、グローバル展開やシリーズB資金調達についての戦略を語り、日本におけるeスポーツの発展に向けた国際情勢の把握の重要性についても触れました。
また、一般社団法人日本eスポーツ連合の井澤俊樹事務局長が、オリンピックeスポーツゲームズなどについて共有し、国際的な共鳴を強めるための施策が今後の課題であることを述べました。
片桐正大氏が締めくくり、参加者と共に愛知・名古屋をeスポーツで盛り上げるという未来への強い意志を表明しました。
結び
『ASIA esports EXPO』は、アジア全体を巻き込む大きなイベントへと成長する期待があり、愛知・名古屋でのeスポーツの未来は今後も楽しみです。地域の選手や企業が連携し、愛知から新たなeスポーツの風を巻き起こすことを楽しみにしています。