愛知県下呂市での植林活動がSDGsの未来を牽引する！

愛知県下呂市で実施された植林活動

2023年5月29日、中部国際空港株式会社（以下：セントレア）は岐阜県下呂市において「セントレアと下呂市のSDGsの森」をテーマに植林活動を行いました。この活動は、地域の自然環境を守り、未来へとつなげる重要な一歩となります。

植林活動の背景

この植林活動は、「山づくりから始める海づくり」という理念のもと行われました。これまでにも、長野県木曽町や岐阜県大野町、郡上市での植林活動が実施され、その成果として「セントレアの森」が形成されています。これにより、愛知県を中心に広がる木曽三川流域の自然保護に寄与しています。

セントレアは、この植林活動を通じて愛知県内の子どもたちに森林や海洋の保護の重要性を広める取り組みも実施。2025年4月からは道徳の副読本「明るい人生」にも掲載される予定です。

植林活動の詳細

植林は、下呂市萩原町の皇樹の杜内の急斜面で行われ、約200名の参加者が集まりました。植樹されたのは、落葉広葉樹を中心にミズメやエゴノキなど174本の苗木です。参加者には、地元の小学生や中学生、教職員、さらには下呂市の関係者も含まれており、地域全体が連携した努力が見られました。

特に印象的だったのは、セレモニーでの犬塚力社長の挨拶。「伊勢湾を守るためには、山の環境を良くすることが必要である」と訴え、地域住民と協力した環境保護の継続的な活動の重要性を強調しました。生徒たちも、自らの地域への思いを行動に移すことの大切さを述べ、この植林活動が未来につながることを願っていました。

SDGsへの貢献

この植林活動は単なる緑化活動にとどまらず、地域の持続可能な発展や環境保護の意識向上にも寄与しています。下呂市とセントレアでは、今後も連携を強め、異業種との広域連携を通じてSDGsの理念を推進していく姿勢を見せています。子どもたちが未来につながる環境について学び、行動することは、持続可能な社会を築くための重要な要素と言えるでしょう。