新作絵本『かけています』
2025-05-28 11:19:51

親子で楽しむことば遊び!新作絵本『かけています』発売

日本語の面白さが詰まった『かけています』のご紹介



2025年5月29日、株式会社世界文化社から新しい絵本『かけています』が発売されます。この絵本は、声に出して読むことで楽しむことができる「クスッとことばえほん」シリーズの第2弾です。本作の著者は、愛知県出身のイラストレーターであり作家の市原淳さんです。彼は第一弾の『とっています』でも話題を呼びましたが、今回の作品も期待を裏切らない内容が詰まっています。

「かける」という言葉の魅力



『かけています』では、「かける」という同音異義語を使ってストーリーが展開されます。日常的に使う言葉が異なる場面でどのように意味を変わるのか、ユーモラスに描かれており、相撲を「とる」、料理を「かける」、音楽を「かける」など、まったく異なる意味を持つ言葉の面白さが伝わってきます。

たとえば、料理をするコックさんが、「なべをひに『かけています』」と言った後に、「タイマーを『かけています』」「おんがくを『かけています』」「どこかへ『でかけています』」という風に続いていくのです。毎ページごとに新しい発見とともに楽しめる内容で、子どもたちが笑顔になる姿が目に浮かびます。

ユニークなイラストとともに楽しむ



絵本の中に描かれているイラストはとてもカラフルで遊び心に富んでいます。特に市原淳さんの手掛けるイラストは、見る人の想像力をかきたて、子どもたちにとって楽しい時間を提供します。声に出して読んだり、大人が読み聞かせをしたりすることで、もっと深く楽しむことができるのも魅力の一つです。

著者市原淳さんの略歴



市原淳さんは、大阪芸術大学デザイン学科を卒業後、独自のアートスタイルでさまざまなメディアに作品を提供しています。代表作に『もいもい』があり、この作品は日本国内外で非常に高い評価を得ています。彼の作品は、単に絵本に留まらず、広告や商品デザインにも利用され、幅広いジャンルで活躍しています。

発売記念のイベント情報



『かけています』の発売を記念して、ミニパネル展や原画展も開催されます。千葉の幕張 蔦屋書店では、2025年6月20日からパネル展がスタートし、東京のブックハウスカフェでは9月17日から原画展が行われる予定です。これらのイベントにかけることで、絵本の魅力を更に感じることができるでしょう。

終わりに



新作『かけています』は、親子で楽しめることを考えられた一冊です。読むことで日本語の奥深さや言葉遊びの楽しさが体感できる内容になっています。子どもたちにとって楽しい時間をもたらすこの絵本を、ぜひ手に取ってみてください。声に出して読むことで、その魅力を実感してほしいです。絵本を通じて、家族の時間がより一層豊かなものになることを願っています。


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