新たな空の旅が始まる
愛知県豊田市に本社を置く株式会社SkyDriveは、オーストラリアのゴールドコーストのヘリコプター運航会社Gold Coast Helitoursと提携し、次世代の空の移動手段である「空飛ぶクルマ」の導入に向けた基本合意を発表しました。この提携によって、オーストラリアで初めてとなる空飛ぶクルマの遊覧サービスがスタートする予定です。
合意内容の概要
今回の合意では、SkyDriveが開発したタイプの機体「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」を5機購入することが決定されました。最初の2機は2028年に、残りの3機は2029年に納入される予定で、具体的な価格やスケジュールも合意されています。また、新たな遊覧サービスの航路についても合意に至りました。この取り組みは、オーストラリアと日本の協力によって新しい空の旅の幕開けを意味しています。
ゴールドコーストと空のエコシステムにおける役割
ゴールドコーストは、美しいビーチと観光地を有するオーストラリアを代表するリゾート地です。昨今の観光都市では、持続可能な交通手段への需要が高まっています。SkyDriveとGold Coast Helitoursは、環境に優しい空飛ぶクルマを通じて次世代の空の移動を実現し、観光業のエコシステムを強化したいと考えています。
遊覧サービスは、マリーナ・ミラージュ、メインビーチを拠点とし、約10分間でブロードウォーターやサウスポート、サーファーズパラダイスの上空を巡るコースとして計画されています。この新しいエアモビリティは、静かで環境にも配慮された移動手段として、多くの観光客に魅力的な体験を提供することでしょう。
インフラ拡充の取り組み
SkyDriveとGold Coast Helitoursは、2028年の商用サービス開始に向けて、規制当局から型式証明の取得を進めています。また、サウスポート飛行場には専用バーティポートを整備し、技術支援や整備拠点も設置する計画です。これにより、ゴールドコースト市内や空港を結ぶ空飛ぶクルマのネットワークが形成される見込みです。
各社のコメント
Gold Coast Helitoursのチーフパイロット兼ディレクターScott Menzies氏は、「静音性と環境性能に優れた空飛ぶクルマが新たな空の旅を提供できることを楽しみにしています」とコメントしています。一方、SkyDriveのCEO福澤知浩氏は、「Gold Coast Helitours様との提携は喜ばしいことであり、次世代モビリティに向けた大きな一歩です」と語っています。
SkyDriveの未来
SkyDriveは、2018年に設立され、空飛ぶクルマの開発に注力しています。2020年には日本初の公開有人飛行試験を成功させ、2025年には大阪・関西万博でのデモフライトを予定しています。愛知の地から新しい空の旅が始まることを、多くの人々が心待ちにしていることでしょう。空飛ぶクルマが実現する未来を、私たちも応援したいと思います。