ミリ波レーダで進化する見守りシステム
愛知県名古屋市に本社を構えるトーテックアメニティ株式会社は、2026年10月16日から富士通株式会社が開発した「ミリ波レーダ見守りシステム」との連携機能を導入することを発表しました。この取り組みにより、高齢者介護の現場でのプライバシーを保ちながら、より高機能な見守りが実現します。
「見守りライフ」は、介護ベッドへ簡単に取り付けられる高齢者見守りシステムであり、2016年の発売以来、全国で1万台以上が導入されています。このシステムは、利用者の状態をリアルタイムで把握できることから、介護士や家族にとって大変有益なツールとなっています。
ミリ波レーダ見守りシステムの特点
富士通のミリ波レーダ見守りシステムが持つ特長は、カメラを使用せず、ミリ波を利用して人の動きと体の微細な振動を検知することです。これにより、従来の見守りシステムでは難しい、トイレや脱衣所、さらにはベッドから離れた場所での異変を察知できるようになります。これにより、利用者のプライバシーが保たれるだけでなく、より正確な見守りが可能になります。
また、居室内の滞在状況や、転倒および呼吸の変化などもリアルタイムで把握でき、これをデータとして収集・解析することで、迅速に異常を知らせることができます。
複数画面からの情報確認
今回の連携により、見守りライフの通知機能上でミリ波レーダ見守りシステムからの情報を受信できるようになります。これにより、複数の画面での情報確認やアプリ切り替えといった煩雑な作業を不要にし、よりシンプルに見守り業務を行えるようになります。
介護現場での価値
介護現場でのこのシステムは、特に高齢者が生活する居室やトイレといったプライバシーが重視される場所での見守りにおいて、非常に大きな価値を発揮します。空間にカメラを導入することは、利用者にとって気密性やプライバシーの侵害といった懸念を招くことがありますが、ミリ波レーダ技術を使用することでそれらの心配を解消します。その結果、介護士や家族は、安心して高齢者を見守ることが可能になるのです。
トーテックアメニティの役割
トーテックアメニティは、1971年に創業以来、介護業界に特化したサービスを提供し続けています。「見守りライフ」を核としたICT技術を駆使し、介護の現場における様々なニーズに応えています。全国的に広がる拠点網を活用し、利用者一人ひとりに適したエコシステムを構築することを目指しています。
富士通と共同で行うこの新しい取り組みは、今後の高齢者支援において、より一層の発展が期待されます。詳細についてはトーテックアメニティの公式ホームページで確認できますので、興味がある方はぜひご覧ください。
この新しい連携により、高齢者見守りシステムの未来がどのように変わるのか、期待が高まります。私たちの支えを必要としている高齢者のために、より安心・安全な環境が整うことを願っています。