名古屋駅前に新たな都市型広場「Meieki Parklet」が誕生
名古屋駅の南エリアに位置する「Meieki Parklet(メイエキパークレット)」が、2025年8月にオープンすることが発表されました。この新しいスペースは、名古屋市の名鉄都市開発株式会社が、地域の活性化を目指して展開するプロジェクトです。名鉄レジャック跡地に誕生するこの都市型広場は、“歩く、集う、楽しむ”ことができる新しい空間として、地元の人々や訪問者を迎えます。
新広場の狙い
名鉄レジャックは1972年にオープンし、長い間名古屋駅を訪れる人々に愛されてきましたが、2023年にその歴史に終止符を打ちました。しかし、その跡地は新しい未来を見据えたプロジェクトとして生まれ変わります。2025年5月にスタートする「名古屋駅地区再開発計画」を前に、名駅南エリアに新たな賑わいを提供するために、この広場は設立されます。単なる空間の再利用ではなく、人々が集まり、親しむための特別な場所を目指しています。
「Meieki Parklet」の特長
「Meieki Parklet」には、2つの異なるエリアが設けられています。
パークレットスペース
このエリアは、訪れる人々が気軽に立ち寄れる憩いの場を目指しています。ベンチやテーブルが整備され、自然な形で人々が交流できる心地よい空間が作られます。また、最大3台のキッチンカーが並び、飲食を楽しむことができるシーンが展開される予定です。
イベントスペース
多彩なイベントを開催できる専用のスペースも用意されています。音楽ライブや飲食フェス、企業PRやマルシェイベントなど、日常の楽しみから特別な日まで、幅広い利用が可能です。地域の人々に新しい体験を提供する場所となることでしょう。
環境への配慮
「Meieki Parklet」は、人と地球に優しい空間を目指しています。太陽光を利用した自動開閉シェード「ヒートシールド」や、熱を吸収しにくい遮熱塗料が導入されるなど、快適な環境作りに力が注がれます。また、使用する電力はすべて再生可能エネルギーから得られるCO₂フリーの電気で賄われます。
名古屋市との連携
名古屋市との協力で、本プロジェクトは「ウォーカブルなまちづくり」を促進する取り組みの一環となっています。居心地の良い空間を提供しつつ、再開発の先駆けとなる形で名古屋市の未来を支えることを目指しています。
オープニングイベント
新しい広場のオープンを祝し、2025年8月29日から31日まで「名古屋めしまつり」が開催される予定です。キッチンカーのグルメイベントが集結し、名駅南の新たな指標となることでしょう。
Meieki Parkletの概要
- - 所在地: 愛知県名古屋市中村区名駅南一丁目2501
- - 敷地面積: 約700㎡(パークレット)、約770㎡(イベントスペース)
- - 主な設備: 自動開閉シェード、CO₂フリー電気、遮熱舗装、キッチンカースペース、駐車場
この新しい都市型広場「Meieki Parklet」は、名古屋の未来を明るく照らす場所となることを期待されています。