新たな観戦体験
2025-10-16 12:22:08

名古屋グランパス、VRTalkと共同で新たな観戦体験を実証実験開始へ!

名古屋グランパスは、デジタル技術を活用した新たなスタジアム観戦体験を実現するため、スタートアップ企業のVRTalk株式会社と共に実証実験を開始することが決定しました。この取り組みは、愛知県と株式会社eiiconの協力の下、あいちデジタルアイランドプロジェクト『TECH MEETS』の一環として進められます。

取り組みの背景


近年、スポーツ観戦は単なる試合観戦だけでなく、来場者の快適さや体験の質が重要視されています。名古屋グランパスが主催するホームゲームでは、観客の皆さんが安心して楽しめる環境を整えるために、スタッフがさまざまなサポートを行っています。しかし、観客数が多い場合や、複雑な施設配置がある場合、すべてのリクエストにタイムリーに応えられないこともあります。そこで、VRTalkが提供する先進的なデジタル技術を駆使し、観客のさまざまなお困りごとを解消することで、観戦体験を向上させることを目指します。これにより、初めてスタジアムに来場する人たちや外国人、さらには高齢者の方々も快適に試合を楽しめるようになります。

実証実験の内容


取り組みの内容としては、大規模スポーツ興行において、来場者が迷うことなく観戦できる体験を設計することです。具体的には、座席やトイレ、売店などの場所案内や、イベントスケジュールの確認、外国語対応が含まれます。VRTalkは、VR/AR技術や生成AIを活用したデジタルツインソリューションを開発しており、観客とスタジアムとのインタラクションをよりスムーズにするためのツールを提供します。

今後のスケジュール


この取り組みは、2025年10月から実証計画の作成に着手し、2025年11月からは実証実験が開始される予定です。最終的には、2026年3月に成果発表会を実施し、得られた成果を振り返ります。これにより、今後のイベント実施に向けた具体的な改善点やアプローチが明らかになることでしょう。

VRTalk株式会社について


VRTalk株式会社は、東京都渋谷区に本社を置くスタートアップ企業で、VR、AR、生成AIを利用したデジタルツインソリューションを開発しています。幅広い分野で空間のデジタル化と可視化を推進しており、スポーツ以外にも製造業や観光、教育、建設など様々な領域で活躍しています。VRTalkは、デジタル化とAIの融合により、現場案内や設備管理、研修支援など新しい体験を創出することを目指しています。

TECH MEETSとは


『TECH MEETS』は、愛知県が主導するプロジェクトで、2026年のアジア競技大会に向けて、中部国際空港をゲートウェイとした先端デジタル技術の実証フィールドを提供しています。このプロジェクトでは、県内外の企業がイノベーションを生む土壌を作り、社会実装の早期実現を図っています。

今後、名古屋グランパスとVRTalkによる新たな観戦体験がどのように実現されるのか、期待が高まります。スタジアムの未来が楽しみです。


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