ヨーロッパ人に人気！アジアへの夏の旅行トレンドとは？

ヨーロッパ人にとってのアジアの魅力

デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」からの最新情報により、ヨーロッパの旅行者が2024年の夏に注目しているアジアの旅行先が明らかになりました。調査によると、タイが2年連続で最も人気のアジア旅行先に選ばれており、その後にインドネシア、日本、マレーシアが続いています。特筆すべきは、初めてのトップ5入りを果たしたベトナムです。

アゴダによる「ヨーロッパからアジアへの夏の旅行トレンド」調査は、7月と8月のヨーロッパでの宿泊施設検索データをもとに行われました。この結果、特にマレーシアの人気が上昇しており、前年に比べ検索数は20%増加。これに対して中国もビザ免除措置の影響を受け、検索数が14%増と大きな伸びを示しました。さらにはスリランカが13%の増加を見せ、アジア全体への関心の高さが伺えます。

ヨーロッパ市場の動向

旅行者の情報源として、英国、フランス、ドイツ、スペイン、オランダなどが依然としてアジア旅行に関する検索で上位を占めていますが、ギリシャ（+23%）、トルコ（+21%）、ポーランド（+17%）などの国々でも関心が高まりつつある点が注目です。これにより、特に南ヨーロッパ諸国からのアジア旅行者の増加が期待されています。

アゴダの中林さとみ氏は、「夏の旅行先としてアジアは魅力的であり続ける」と述べ、タイ、インドネシア、日本の定番人気に加えて、マレーシア、中国、スリランカ、ベトナムといった新たな選択肢を提示していることに注目しています。

都市別人気旅行先

具体的な目的地を見ると、都市別ランキングではインドネシアのバリ島が首位に立ち、タイのバンコクやコ・サムイが続く結果となっています。特にコ・サムイの人気が高まったのは、ドラム『ホワイト・ロータス』の影響とも指摘されています。

日本国内では、2024年度の人気都市トップは東京が不動の1位。しかし、2025年度には大阪が2位に浮上し、京都が3位に入る結果が変化を見せています。特に関西圏の都市が注目されるようになったことは、旅行者の動向を示す重要な指標となります。

旅行計画を立てる際、アゴダは様々な情報提供を通じて、ユーザーが快適に世界を旅できるよう支援を続けています。500万件以上の宿泊施設、13万以上のフライトルート、30万件のアクティビティを取り揃えており、旅行者の選択肢を広げています。最高のオファーはアゴダのウェブサイトやモバイルアプリで簡単にチェックできます。