もったい菜漬けが凄い!
2025-05-30 10:49:25

京都市とミツカンが推進する「もったい菜漬け」で野菜を無駄なく楽しもう!

京都市とミツカンが手を組んだ新たな取り組み



近年、食品ロスの問題が社会の重要なテーマとして取り上げられる中、愛知県半田市に本社を持つミツカンと京都市が協力し、「もったい菜漬け®」という新たな食品ロス削減プロジェクトを進めています。この取り組みは、京都市が掲げる「ごみ減量」と合わせて、おいしい食事の提供を通じて健康を促進することを目的としています。

「もったい菜漬け」とは?



「もったい菜漬け」は、2021年から始まったプロジェクトで、余分な野菜を有効に活用するためのピクルスメニューです。特に、家庭で余りがちな野菜や地元で採れる新鮮な野菜を使ったレシピを提案し、「無駄なく!おいしく!健康に!」というキャッチフレーズのもと、食育活動としての側面も持っています。野菜を無駄にせず、健康づくりに貢献する取り組みとして、多くの関心を集めています。

大学生へのアプローチ



今年度は、6月の食育月間を活用した「そうだ、野菜とろう!」キャンペーンを通じて、約30の大学へ卓上POPを設置するという試みが行われました。このPOPには「もったい菜漬け」のレシピが掲載されており、学生食堂などで若者たちが手軽に野菜を摂取できるよう工夫されています。

環境意識の高まり



ミツカンは2020年に「食品ロス削減に資する取組の連携に関する協定」を京都市と締結し、以来共同でさまざまな取り組みを実施しています。これには、メニューの共同開発や親子向けの体験型プログラムが含まれ、食品ロス削減の啓蒙にも力を入れています。特に京都市南部のクリーンセンター内に設けられた環境学習施設「さすてな京都」では、見学者が実際に食品ロスの重要性を学ぶことができます。

表彰の受賞歴



この取り組みの成果として、2023年には環境省及び消費者庁が主催する「令和5年度食品ロス削減推進表彰」において「環境事務次官賞」を受賞。また、同年には「第11回食品産業もったいない大賞」で農林水産省大臣官房長賞も獲得しました。これらの受賞は、両者の努力がより多くの人々に認知されている証拠です。

まとめ



「もったい菜漬け」は、単に美味しい料理を提供するだけでなく、食品ロス削減という重要な社会課題に立ち向かうための食文化の再提案です。地元の新鮮な野菜を使い、楽しみながら健康を維持できるこのプロジェクトは、今後も多くの人々に支持されることでしょう。そんな「もったい菜漬け」のレシピは、ミツカングローバルサイトの特設ページでも公開中。ぜひ訪れてその魅力を体験してみてください。


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