不登校児童生徒数過去最多、全国で通信制高校の説明会開催へ

通信制高校合同説明会『まるごと通信制フェスタ2025』の開催について

近年、不登校の小中高生が急増しており、文部科学省の調査によると、令和5年度の不登校児童生徒数は約41万5千人に上ります。この数字は2014年と比較すると約2.4倍の増加を示しており、特に小学校低学年の不登校児童数が目立ちます。こうした背景の中、通信制高校への関心が高まり、進学の選択肢を広げるためのイベント「まるごと通信制フェスタ2025」が開催されることに。

1. 不登校児童生徒の増加

文部科学省の統計では、2014年には約17.6万人だった不登校児童生徒が、令和5年度には約41.5万人に達しました。具体的には、小学校から高校までの各カテゴリーで不登校数が増加しています。特に小学校では、25,864人から130,370人（約5倍）に増加しており、問題は深刻です。

不登校の要因としては、集団になじめない、学習ペースが合わない、などがあり、小学校低学年からその傾向が見えてきています。計画的な解決策が急務です。

2. ますます重要視される通信制高校

不登校の増加が社会的な課題として取り上げられる中、柔軟なスタイルで学べる通信制高校はその注目を集めています。特に、家庭や学校の環境が多様化する中で、個々のニーズに応じた学び方を提供できることが大きな魅力となっています。しかし、保護者や生徒にとっては、通信制高校の特徴が分かりにくいという問題も。

このような背景を受け、株式会社リクメディアは、全国47都道府県でオンライン形式の合同説明会を開催します。このイベントでは多数の通信制高校やサポート校の情報を一度に比較できる絶好の機会です。

3. 『まるごと通信制フェスタ2025』の開催概要

イベント名：まるごと通信制フェスタ2025
主催：株式会社リクメディア
対象：中学生・高校生及びその保護者
参加費：無料（要事前申込み）
開催日程：1/18, 1/19, 1/25, 1/26
主な参加方法：スマートフォンまたはPCを使用して参加（ZOOMを使用）
参加希望者は特設サイトから登録する必要があります。このイベントは、各通信制高校が15分ずつプレゼンテーションを行うため、自分に合った学校を見つけやすくなっています。

4. イベントの特徴

この合同説明会では、エリア毎に参加する校を比較しやすく、参加者は自宅から気軽に参加できます。カメラやマイクはOFFにしての視聴も可能で、チャットで質問する仕組みがあるため、不安な点を気軽に尋ねることができるのもポイントです。また、資料請求や学校見学の予約もスムーズに行える仕組みになっています。

5. 参加した保護者からの声

過去に参加した保護者からは、実際に学校関係者からの説明が深い理解につながるとの感想が寄せられています。オンラインでの視聴は、場所を選ばず参加できるため、とても有意義だったとの声が多く見られます。

この「まるごと通信制フェスタ2025」は、不登校や再入学を考える学生や保護者にとって、貴重な情報が得られる機会になるでしょう。ぜひ、参加を検討してみてはいかがでしょうか。