月給制従業員の最低賃金を自動チェックする新機能
株式会社セルズは、愛知県小牧市に本社を置く給与関連ソフトウェア開発会社で、新たに『最適給与クラウド』というクラウド型給与シミュレーションソフトに新機能を追加しました。この新しい機能の目的は、月給制従業員が適正な最低賃金を満たしているかどうかを自動で確認することです。また、従業員の給与引き上げによる会社の負担も試算できるようになっています。
新機能の概要
新機能では、所定内給与と所定内労働時間を比較し、最低賃金を下回っているかを自動で判定します。もし従業員の給与が最低賃金に達していない場合は、必要な月額給与を自動で算出し、現在の給与に対する増加分を表示します。これにより、企業は引き上げに伴う予算の見通しを立てやすくなります。
特に、2026年度の最低賃金が全国平均で時給1,176円に引き上げられることが発表されました。これは前年度からの大幅な引き上げであり、今後も最低賃金の引き上げが続くと見られています。このため、月給制の従業員でも時給換算した場合に最低賃金を下回るリスクが高まっています。
企業の負担を理解するために
月給制の場合、給与と労働時間を元に時給を計算し、最低賃金に準拠しているかを確認します。しかし、従業員ごとに給与の詳細や労働時間に差があるため、手作業での確認はかなりの労力を要します。この点、『最適給与クラウド』は現場の負担を軽減します。
さらに、賃金引き上げに伴って増加する社会保険料や労働保険料などの会社負担額も計算。そのため企業は、実際にどの程度の人件費が増えるかを予測できるようになります。
提案資料としての活用
試算の結果は、画面上で確認するのはもちろん、 PDF形式でレポート化することも可能です。これにより、社労士から経営者への提案や、自社内での予算説明に役立ちます。
『最適給与クラウド』の機能について
『最適給与クラウド』は、社会保険労務士の実務経験を活かして開発されたソフトウェアです。高齢者雇用や賃金改定に関する人件費の影響を試算し、根拠に基づいた給与設計を支援します。具体的には、以下のような機能があります:
- - 高齢者の最適な給与シミュレーションを自動で算出
- - 手取り額を考慮した給与設計
- - 短時間勤務者の社会保険適用試算
- - 賃金プロット機能でのデータ比較
今後の展望
今後も『最適給与クラウド』は法改正や市況の変化に対応していく計画です。このソフトウェアは、企業が健全な給与管理を行うための重要なツールとなるでしょう。根拠に基づく給与設計や、透明な意思決定をサポートするために機能を拡充していきます。
会社紹介
株式会社セルズは1984年に設立された企業で、社会保険労務士事務所を起源としています。「かゆいところに手が届く あなたのためのソフトを」を理念に、業務で培った知識を基にした人事労務関連ソフトウェアを提供しています。興味がある方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。