MiYO ORGANICの新たなステップ
愛知県名古屋市に本社を構える株式会社ミヨオーガニックは、エシカルセルフケアブランド「MiYO ORGANIC」を展開し、持続可能な地球環境の実現に貢献しています。
「美しい地球を、次の世代へ」というビジョンを掲げ、環境に配慮した製品、特に竹製の歯ブラシや歯磨きペーパーを通じて、プラスチック削減に取り組んできました。
このたび、同社は新たにCO2排出量の可視化と削減に向けた取り組みを強化するため、アスエネ株式会社の「アスゼロ」というクラウドサービスを導入しました。このサービスは、製品のライフサイクル全体にわたるCO2排出量を正確に把握し、そのデータを基に環境負荷削減に向けた施策を進めるためのものです。
取り組みの背景
近年、環境への配慮がますます求められる中、MiYO ORGANICではプラスチック削減だけでなく、CO2排出量についての問い合わせが増加してきました。これまでの取り組みでは、竹がプラスチックよりも環境に優しいという実績はあるものの、具体的にどれだけCO2排出量の削減につながっているかという数値を示すことが難しい課題に直面していました。
自社で算定を試みたものの、竹の生育地域や環境が異なり、運送コストの算出も難しいという状況でした。そこで、専門家と協力し、本格的にCO2排出量を可視化するための取り組みを始めることを決定しました。
サステナブルアメニティの導入
特に、MiYO ORGANICの製品はホテル業界でも注目されており、多くの施設で採用が進んでいます。
たとえば、ザ・リッツ・カールトン福岡やリッチモンドホテルズでは、同社の商品が導入され、環境への取り組みをさらに推進しています。これにより、宿泊客に対してもeco-friendlyな選択肢を提供できるようになっています。
今後の展望
MiYO ORGANICは、更なる脱炭素化を目指し、具体的なKPIを設定しました。2028年までに140,000t以上のプラスチックを削減し、年間で43,960,999kgのCO2排出量を削減する計画です。この目標に向けて、ホテルグループなどのパートナーと共に活動を展開し、環境に優しい商品が当たり前に店頭に並ぶ社会の実現を目指しています。
CO2排出量の見える化とその開示を進めることで、より多くの人たちに環境への影響を考えてもらい、持続可能な未来の実現へと繋げたいと考えています。
公式サイトでは、MiYO ORGANIC及びその取り組みの詳細情報を随時更新しています。皆さまもぜひチェックしてみてください!
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