古紙リサイクル工場の5周年イベント "アートな工場祭2025"
今年、名古屋市中区に位置する株式会社エス・エヌ・テーの古紙リサイクル工場が5周年を迎えます。この特別な年を祝うため、2025年9月13日(土)と14日(日)の2日間にわたり、学生、企業、アートをテーマにしたイベント「アートな工場祭2025」を開催します。
工場の内部を特別公開
普段は中に入ることができない古紙リサイクル工場の内部を訪れるこの機会は、なかなか得られないチャンスです。参加者は、古紙のリサイクル過程を間近で体験し、環境問題に対する理解を深めることができます。このイベントでは、愛知県で新しいことに取り組んでいる5つの企業のブースも設けられ、彼らの取り組みを学びながら、自らの五感を使って刺激を受けることができるでしょう。
具体的には、加藤軽金属株式会社や株式会社 INUI、津田硝子株式会社、そして地産地消をテーマにしたおいしいからだなど、地域に密着した企業が参加します。学生たちは、これらの企業と協力して運営を行い、参加者にとって貴重な学びの場を提供します。
前夜祭と工場祭の楽しみ
特筆すべきは、今年から初めて開催される前夜祭です。9月13日の前夜祭では、泉沢果那ニューオリンズトリオによるジャズ演奏が行われます。落ち着いた雰囲気の中で、大人な時間を楽しむ絶好の機会です。また、インターン生による様々な出し物もあり、充実した内容を約束しています。
続く14日の工場祭では、名古屋青少年ビッグバンド「Free Hills Jazz Orchestra」が登場!小学生から高校生までの30名のメンバーによる迫力満点のジャズ演奏が行われ、午前11時30分からのオープニングを皮切りに、午後2時からの演奏も予定されています。これらの演奏が工場祭を盛り上げ、参加者に心躍る体験を提供します。
株式会社エス・エヌ・テーの取組み
株式会社エス・エヌ・テーは、110年以上にわたり新聞印刷工場から出る古紙を回収し、圧縮加工して製紙原料として納める事業を行っています。しかし、デジタル化が進む現代において、古紙回収量が減少し、紙の価値が下がりつつあるという課題に直面しています。社長の篠田峰男氏と取締役の篠田朋香氏は、この問題に危機感を抱きつつ、「若者たちと将来を一緒に作っていく」ことを目標に掲げています。
今回のイベントは、インターンシップ事業《Spread Circulation SNT》の集大成でもあり、参加する学生はフレッシュな1年生を中心に構成されています。新しい視点を持つ彼らの企画は、イベントを更に彩ることでしょう。
地域とつながる
この「アートな工場祭」は、愛知県の企業や学生たちとアートがつながることで、新たな価値を生み出す試みでもあります。紙のリサイクルに関する認識を広め、環境保護の重要性を再認識できる良い機会です。地域の皆さん、ぜひ足を運んでみてください。
詳細情報
- - イベント名: アートな工場祭2025 ~めぐる、ぐるぐる、工場祭。
- - 日時: 2025年9月13日(土)前夜祭15:00~20:00、14日(日)工場祭11:30~16:00
- - 場所: 株式会社エス・エヌ・テー
参加者に五感を通じて新しい発見を提供するこのイベント、ぜひ楽しんでください!