小原和紙の企画展
2025-11-07 15:09:54

豊田市小原和紙のふるさとで開催中の企画展「掌の記憶」

豊田市小原和紙のふるさとでアートの魅力を体感



愛知県豊田市に位置する小原和紙のふるさとでは、現在、アートユニット「かのうともみひさし」による興味深い企画展が行われています。この展示は、「掌の記憶かのうともみひさし」というタイトルで、小原和紙の特性を生かした独自のアート作品が披露されています。

展示内容


本展では、アーティストユニット「かのうともみひさし」が制作した小原和紙を使用したインスタレーション作品を含む、約30点の力作を展示しています。特に注目したいのは、小原の土を漉き込んだ和紙作品です。自然由来の素材を利用したこれらの作品は、和紙の持つ柔らかさや温かみを引き立て、見る人を魅了します。

和紙の柔らかさや色合い、質感を生かした作品は、実際に触れることもできるため、来場者はただ見るだけでなく、触れて感じることで、その精緻さや魅力を一層深く理解することができます。

会期・アクセス


この企画展は、2025年12月7日まで開催されます。開館時間は午前9時から午後5時まで、入館は午後4時30分まで可能です。月曜日は祝日と11月17日を除き休館となりますので、訪問予定の方は注意してください。

会場は、豊田市小原和紙のふるさと小原和紙美術館で、入館料は一般200円、団体の場合は20人以上で150円となっています。特別企画として、下記の条件を満たす方は入館無料です:中学生以下、市内在住の70歳以上、障がい者(証明書の提示が必要)。

特別プログラム


また、関連プログラムとして、遠山奈津子さんによる「風の余韻、光の気配」の演舞が、2025年11月15日(土)と11月30日(日)の午後2時から行われます。このイベントは参加無料ですが、当日の観覧券を提示する必要があります。

アートユニットの紹介


「かのうともみひさし」は、加納登茂美さんと加納恒さんの二人によって構成されるアートユニットです。彼らの活動は2000年のハノーバー万博でのワークショップから始まり、以来、和紙素材の美しさと特性を引き出す作品を制作し、多くの評価を受けています。

この展示は、小原和紙だけでなく、アート全般の楽しさや可能性を感じられる貴重な機会です。ぜひ、足を運んでその目で新しいアートの世界を体験してみてはいかがでしょうか。

詳細については、豊田市小原和紙のふるさと公式ホームページをご確認ください。

小原和紙のふるさと


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