美容サロン「ルプラボウ」の新たな挑戦
愛知県を中心に展開される美容サロン「ルプラボウ」は、人材の定着率向上を目指して、エンゲージメントプラットフォーム「TUNAG」を導入しました。その結果、2025年度には新卒スタッフの離職率が驚異の0%を達成しました。この成功の背景には、独自に構築した「賞賛文化」があります。
導入の背景:業界特有の課題
美容業界は、店舗間のコミュニケーションが個人的なSNSに頼りがちで、情報が分散しがちなことが大きな課題です。また、売上が重視される中で、縁の下の力持ちとも言えるスタッフの貢献が評価されにくいという問題も抱えていました。具体的には、正社員はもちろん、時短社員や美容学生のアルバイトも多く在籍し、多様な働き方が混在する店舗運営に悩んでいました。
TUNAG導入による新習慣
「TUNAG」は、全スタッフが手軽に利用できるコミュニケーション基盤として機能することから、以下の三つの取り組みが習慣化しました。
1.
独自のポイント制度
目標達成や店舗間のヘルプ出勤に応じてポイントが付与され、貯まったポイントは社内用の備品や商品購入に使用できます。これにより、給与だけでは報われない美容学生やパートタイムスタッフの貢献にも新しい評価手法が加わりました。
2.
ナレッジ共有
各店舗の成功事例を従業員自らが発信することで、現場スタッフの活動が可視化され、経営層とのフィードバックの交流が日常的に行われるようになりました。
3.
サンクスカード
月に30〜40件の「ありがとう」が投稿・共有されることで、数字で表れない貢献が称えられる文化が根付いています。このように、店舗間の横のつながりも強化されました。
成果:エンゲージメントの向上
TUNAG導入から1年が経過し、スタッフの平均ログイン率は80%を超えました。その成果として新卒離職率は0%を実現。トレーニングの進捗管理や成功事例のシェアが若手スタッフの成長意欲を高め、職場へのエンゲージメントも高まりました。
組織文化の進化
人事担当の守田様は、スタッフが「便利」だと感じて快適に利用できる仕組み作りに注力したと語ります。日報を通じてリアルタイムで職場の良い事例が伝わり、社長もサンクスカードを見て「ほっこりしている」と話しています。今後はリーダー層からの発信も強化し、さらなる一体感を育むことを目指しています。
TUNAGとは
「TUNAG」は社内コミュニケーションの生産性向上を図るため、企業のエンゲージメントを立て直すためのツールです。2026年4月現在、1,400社以上が導入し、150万人以上のユーザーが利用しています。従来の分析中心型サービスとは異なり、実践支援型です。このように、人が集まる場での「つながり」や「感謝の循環」も大切にする「TUNAG」の活用が、ルプラボウの成功に大きく貢献しています。
このように、愛知県のルプラボウは新しい試みを通じて美容業界の常識を覆し、スタッフのエンゲージメントを高めることで、成功へとつなげています。この取り組みは、他の企業にとっても大いに参考になる事例となるでしょう。