新リサイクルシステム
2026-08-03 15:34:30

カゴメが王子HD&ダイナパックと協力し新リサイクルシステムを開始

新たな資源循環モデルの実証



カゴメ株式会社、王子ホールディングス株式会社、ダイナパック株式会社の三社が共同で実施する新しいリサイクルシステムが始まりました。この取り組みでは、カゴメの富士見工場で発生するアルミ付き紙容器の損紙を段ボール原紙に再資源化し、その原紙を用いて製造した段ボールがカゴメの商品包装資材として活用されます。

取組の背景


近年、循環型社会の実現に対する意識が高まる中、使用済み容器のリサイクル促進が重要視されています。しかし、アルミ付き紙容器は、紙繊維、ポリエチレン、アルミニウムからできているため、再資源化が難しいという課題があります。そのため、国内での再利用率は低迷しているのが現状です。

これまでカゴメでは、アルミ付き紙容器の損紙をトイレットペーパーなどに再生利用する取り組みを行ってきました。今回、王子HD及びダイナパックとの協力により、そのリサイクル活動をさらに進める道筋が整ったのです。

実証の概要


実証は、カゴメ、王子HD、ダイナパックの三社がそれぞれの専門性を生かしながら行います。各社の役割は以下の通りです。

1. カゴメ:
- 富士見工場で発生した損紙の回収と排出
- 再生段ボールの利用を管理

2. 王子ホールディングス:
- 洗浄及び分離処理の後、紙繊維を再資源化し段ボール原紙を製造

3. ダイナパック:
- リサイクル原紙から段ボール製品を製造

この取り組みでは、カゴメの『カゴメトマトジュースプレミアム』の包装に再生段ボールを使用します。この商品は、夏季限定で2026年8月4日から販売され、在庫がなくなり次第、販売終了となります。

循環型社会への貢献


国内初となるこの取り組みは、自社工場で発生した紙容器の損紙を再資源化し、自社製品の包装に使用するため、廃棄物の削減に貢献します。これにより、カゴメは循環型社会の構築に寄与することを目指しています。

各社概要


カゴメ


カゴメはトマト加工品や野菜飲料を主力とする総合食品メーカーで、農業から食に至るまでのバリューチェーンを強みとします。持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
カゴメの公式サイト

王子ホールディングス


王子ホールディングスは、紙・パルプ、包装材、植林等の事業を展開し、資源を活かした製品を拡大し、環境問題の解決に取り組んでいます。
王子ホールディングスの公式サイト

ダイナパック


ダイナパックは段ボールや印刷紙器など幅広い包装資材を提供し、環境に配慮した包装作りを推進しています。各業界のニーズに応える包装を提案しています。
ダイナパックの公式サイト

この新しい取り組みは、リサイクルシステムの確立に向けた重要な一歩であり、今後の展開に注目が集まります。


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