コメ兵、国際決済プラットフォームの「海外ラクヤス振込」を導入し世界へ進出

コメ兵、国際展開に向けた革新的なステップ

愛知県のブランドリユース大手、コメ兵が新たな国際展開の一環として、株式会社RemitAidの「海外ラクヤス振込」を導入しました。このサービスは、海外へ進出する企業が支社を設立せずに現地口座を持つことを可能にし、国際送金コストを大幅に削減するものです。また、顧客満足度の向上にも寄与することが期待されています。

コメ兵とは

コメ兵は「モノは人から人へ伝承（リレー）され、有効に活用（ユース）されてこそその使命を全うする」という独自のリユース理念を掲げ、とくにブランド品の取り扱いにおいても高い評価を得ています。彼らは今期の終わりまでに海外売上比率を15%にまで引き上げる目標を設定しています。

「海外ラクヤス振込」のポイント

「海外ラクヤス振込」は、主に以下の2点に焦点をあててコメ兵のニーズを満たしています。

1. 顧客満足度の向上

これまで、コメ兵は国際展示会などでの取引が多くありましたが、その際に発生する国際送金の手間が顧客にとって負担でした。新サービスを活用することで、海外の顧客と国内の取引をスムーズに行えるようになりました。これにより、顧客の業務負荷や手数料が大幅に削減され、満足度が向上することが見込まれています。

2. コスト削減

特に為替コストが高い地域でビジネスを展開しているコメ兵ですが、「海外ラクヤス振込」を導入することで、国際送金にかかるコストが最大85%削減されるとされています。これにより、企業全体のコストを大幅に圧縮し、より効率的な運営を実現することができます。

スムーズな国際取引への道

従来の国際振込は時間がかかる上、見えないコストが発生していました。これに対して「海外ラクヤス振込」は、振込手数料や取引状況を透明にし、利用者が直感的に理解できる構造を持っています。これにより、顧客や海外の現地法人にとっても業務負荷が減少し、リスク管理も向上します。

最先端のテクノロジー

RemitAidは「テクノロジーで国際決済の新たな道を創る」がモットーで、これまで多くの企業が抱えていた国際取引のリスクを軽減するためのインフラを構築しています。銀行の中継に頼ることなく、現地口座を介したスピーディな取引が可能になったことで、今後も多くの日本企業の国際競争力を高める役割を果たすことでしょう。