おにぎり調査2025: 定番から多様な選択肢へ
一般社団法人おにぎり協会が実施した「おにぎり調査2025」の結果が発表されました。この調査は2025年の1月から12月にかけて、主要なコンビニエンスストアに対して行われました。おにぎりに対する消費者の関心や選好の変化を捉えた、興味深い結果が得られました。
調査結果のハイライト
1.
定番の強さ:
調査によると、コンビニ各社の通年人気ランキングでは「ツナマヨ」が堂々の1位を獲得しました。上位には「鮭」や「昆布」など、常に人気のある具材が揃っています。前年に続き、この傾向は継続しており、多くの人にとって「食べ慣れた味」としてしっかり根付いていることが伺えます。
ただし、価格は前年よりも上昇しています。この値上がりにも関わらず、おにぎりの選択肢は顧客の満足度を保っており、安定した人気を誇っています。
2.
ボリュームとプレミアム感:
近年では、プレミアムおにぎりも日常の選択肢として受け入れられつつあります。特にローソンではボリューム感のある商品が人気です。おにぎりの役割が「軽食」から「一食の構成」としての重要性を増してきていることが背景にあります。
3.
低価格帯おにぎりの増加:
原材料の価格高騰を受け、消費者に配慮した低価格帯のおにぎりが続々と登場しています。従来の定番に加え、低価格でありながら満足感を得られる新しいタイプの商品が、消費者の懐事情に応じて選ばれるようになっています。
4.
冷凍おにぎりの拡大:
ローソンによる冷凍おにぎりの全国展開は、食品ロス削減と物流効率化の観点からも注目されています。短い賞味期限を持つおにぎりの流通方法が変化し、より良い選択肢として提供されています。
コンビニおにぎりの現状と今後の展望
1. 定番の維持と新しい選択肢の誕生
ツナマヨや鮭、昆布といった定番の具材は、経済状況の変化にも負けず、いまだに消費者からの支持を得ています。調査から見る限り、これらの商品は「失敗しにくい味」として忙しい毎日を送る人々にとっての選択肢となっていることが明らかになりました。
2. ボリューム感の重要性
ローソンやファミリーマート、ミニストップでは、「大きい系」おにぎりが好調な売れ行きを示しています。これにより、一つで満足できるような商品が多くの人に受け入れられています。特にセブン-イレブンの万博会場内での売上が良かったことからも、様々な客層が魅力を感じていることが伝わります。
3. 低価格商品への需要
コストを抑えたいというニーズに応えるため、海苔を使わない新しい低価格帯のおにぎりが増えています。混ぜ込みおにぎりや大麦を使用した商品など、工夫が続けられ、満足感を追求する姿勢が見て取れます。
4. 冷凍おにぎりの成長
冷凍おにぎりは、今後ますます重要な選択肢となっていくと予測されます。消費者のニーズに応えたラインナップが増えていき、流通においても新しい可能性が広がるでしょう。
結論
「おにぎり調査2025」の結果を受け、未来のおにぎり市場は定番と新しい選択肢の共存が進んでいます。消費者のニーズに応じて日々進化するおにぎり、これからも注目が集まります。