布の魅力発見
2025-08-26 13:09:21

愛知発、カリモク家具とNUNOが紡ぐ新たな布の魅力を発見する企画展

愛知の布の新たな可能性を探る「karimokuとnuno」展へ



2025年9月6日(土)から10月11日(土)まで、東京のKarimoku Commons Tokyoにて「karimokuとnuno ― 糸づくり 布づくり」が開催されます。この企画展は、カリモク家具株式会社とテキスタイルデザイナーの須藤玲子氏が率いるNUNOによる共同プロジェクトで、愛知県尾州と群馬県上州の2つの地域での布の制作過程を紹介します。

展示の背景


「karimokuとnuno」は、2022年にスタートしたプロジェクトで、日本の豊かな染織文化を活かしたインテリアテキスタイルの新たな価値創造を目指しています。日本各地の特色を生かした布作りを通じて、サステナブルな製品を生み出すことを目的としています。今回の企画展でも、その理念が色濃く反映されています。

尾州と上州の布づくりの展示


本展では、尾州のつくり手と共同開発した3種の布、さらに初公開となる上州のつくり手とのコラボレーションによる試作布が展示されます。尾州で開発された布は「えんぴつ」、「マーカー」、「モザイク」の3種類。特に、尾州はウールの再利用に特化した循環システムを持ち、その「もったいない」精神が現代にも脈々と息づいています。

また、上州ではデッドストックの生地に刺繍を施し、アップサイクルした「ギザギザ」と「つぶつぶ」が初披露されます。絹産業で栄えた上州の伝統技術を現代のデザインと融合させた布をご覧いただけます。

展示の見どころ


展示では、布づくりの背景にある思考や工程を体験できる道具や製造風景を記録した映像作品も合わせて展示されます。また、実際にカリモク家具のソファやスツールに座って、その質感を直接体験できるコーナーも設けられています。

さらに、会期中にはトークイベントも予定されており、詳細は後日Karimoku Commons Tokyoの公式ウェブサイトで告知される予定です。興味のある方は、ぜひこの機会を逃さずに訪れてみてください。

開催情報


  • - 会期: 2025年9月6日(土)〜10月11日(土)
  • - 休館日: 毎週日曜日
  • - 時間: 12:00 - 18:00
  • - 会場: Karimoku Commons Tokyo 1Fギャラリースペース
  • - 入場料: 無料
  • - 所在地: 東京都港区西麻布2-22-5(東京メトロ表参道駅A5出口より徒歩10分)

この「karimokuとnuno」展では、伝統と革新が交差した日本の布の世界に触れることができる、貴重なチャンスです。愛知の地元文化を感じながら、ぜひお越しください!


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