関西物流展での次の灯の成果
2026年4月8日から10日の3日間、大阪で開催された「第7回 関西物流展」に、岡山発の環境ベンチャー「次の灯株式会社」が出展しました。このイベントには420社・1,379小間が参加し、2万4千人以上の物流業界関係者が来場しました。当社ブースには、多くの西日本の運輸・物流事業者が訪れ、車両のダウンタイムやメンテナンスコストに対して高い関心を持っていることを実感しました。
物流業界の直面する課題
現在、物流業界は深刻な「三重苦」に直面しています。2025年度にはトラック運送業の倒産件数が321件に達する見込みで、これはリーマン・ショック時に次ぐ高水準です。人手不足や軽油価格の高騰が影響し、車両の稼働率を維持することが経営にとって急務になっています。特に、DPF(排ガス浄化装置)やインジェクターの故障による休車は、配送計画に大きな影響を及ぼします。次の灯は、この課題を解決するために再生可能なパーツの再利用や資源回収に取り組んでいます。
触媒タワーの魅力
ブースの目玉は、総額2,000万円の触媒タワーです。使用済みのDPF触媒を回収し、高さ4メートルに積み上げたこの展示は、廃棄されるはずだった部品が実は経済的価値を持つことを視覚的に伝えています。このタワーは、廃棄コストを利益に変える次の灯の資源循環モデルの象徴です。来場者は、触媒の価値を認識し、環境保護への関心を高めました。
再生プロセスの紹介
当社では、DPF再生品や洗浄プロセスも展示しました。完成品やカット触媒、洗浄前のフィルターを並べ、実際に再生プロセスの品質を確認できるようにしました。また、全国100社以上とのネットワークを活用し、最短で翌日午前着の超速納品が可能であることや、新品に比べ最大70%のコスト削減効果をアピールしました。
来場者の反響
出展中には、多くの関心を寄せていただき、特にメンテナンスコストや車両ダウンタイムに悩む企業からの相談が目立ちました。お客様から「新品交換で100万円以上の見積りが来たことがある」といった声も多く聞かれ、再生部品の需要の高まりを感じました。当社の「4つの超速サービス」、すなわち超速納品、コスト圧縮、品質保証、即応調達に対して、多くの方が興味を示し、「もっと早く知りたかった」との反応も多くありました。これにより、再生部品市場の認知度の向上と可能性を実感しました。
次の灯の展望
次の灯は、廃部品からのレアメタル回収によりCO₂削減と資源循環を実現する企業です。2018年の設立以来、商用車のパーツリサイクルを通じて、地球環境に貢献してきました。現在、導入企業数は5,000社を超え、CO₂削減量は累計で1,783トンに達しています。
今後の取り組み
今回の展示を通じて得たフィードバックを元に、西日本エリアでのDPF再生品やリビルトパーツの導入を積極的に行っていきます。また、使用済み触媒からの資源回収事業のさらなる拡大を目指し、持続可能な物流インフラの構築に取り組んでいく所存です。私たちの目指す『捨てるしかない』を終わらせる挑戦を、今後も進めてまいります。
当日の詳細資料は
こちらでご覧いただけます。
会社情報
次の灯株式会社は、岡山市に本社を構え、環境に配慮した自動車部品リサイクルと関連技術開発に取り組む企業です。「めぐる、つなぐ、地球にイイコト」をブランドステートメントに掲げ、事業を展開中です。