障がい者のスキル向上を目指す「STARS」競技会
株式会社マイナビパートナーズが開催する社内競技会「STARS」は、障がいのある従業員に向けた重要なイベントです。この競技会は、6月2日から6月20日まで行われ、約180名の障がいを持つ従業員が参加して、日常業務に関連する4つのカテゴリーに分かれた競技に挑戦しています。
競技会の目的と重要性
本競技会の開催に至った背景には、障がい者雇用が進展する一方で、入社後のスキル向上における課題が存在することがあります。近年、障がいを持つ方の雇用率は増加していますが、働き出した後の成長機会が少ないとされているのです。マイナビパートナーズでは、こうしたスキルアップの機会を提供することで、障がいのある従業員を「戦力」として活用するための取り組みを行っています。
STARSの開催概要
「STARS」では、以下の4つの競技カテゴリーで競い合います:
- - PC(関数・AI競技・プログラミング・タイピング)
- - 軽作業(カウント・帳合・郵便仕分け)
- - クリエイティブ(ライティング・デザイン)
- - ヘルスケア(施術業務)
それぞれのカテゴリーでは、予選と本選に分かれて競技が行われ、特にPC部門ではAI競技やプログラミングなど、先端技術を駆使した内容も盛り込まれており、参加者は自らのスキルを試す貴重な機会を得ています。
社会の変化と企業の役割
障がいを持つ方の雇用環境は年々改善されています。2024年には法定雇用率が2.5%、2026年には2.7%に引き上げられることが法令として定められています。これに伴い、企業は障がい者雇用の義務を果たすだけでなく、従業員の成長を支援するための体制を強化していくことが求められています。マイナビパートナーズはこれまでの取り組みを通じて、障がい者雇用を促進し続けています。
社員の成長支援
特に注目したいのは、マイナビパートナーズが「誰もが活躍するための道を拓き、未来への道標となる」というミッションを掲げている点です。競技会を通して障がいを持つ従業員が自己成長できる環境を整えることが、各自のキャリア形成にもつながります。日々の業務においても、スキルアップを図り、具体的な成果を上げられる機会を用意しています。
まとめ
マイナビパートナーズの競技会「STARS」は、障がいを持つ従業員にとって、業務スキルを向上させるだけではなく、自己成長のチャンスを提供する重要なイベントです。参加者は競技を通じて新たなスキルを身につけ、日常の業務に活かすことが期待されています。今後も同社は多様な取り組みを通じて、障がいのある方が活躍できる環境作りを推進していく方針です。