稲沢で体験する新たな魅力!『ヤバ稲オンパク2025』の全貌
今回、稲沢市で初めて開催される『ヤバ稲オンパク2025』は、市民が主体となる体験型観光イベントです。2025年8月1日(金)から9月30日(火)の2カ月間にわたり、地元の魅力を再発見するチャンスが訪れます。この取り組みは、観光振興を図るための市民発の新しい試みであり、多彩なプログラムが用意されています。
背景:稲沢市の観光課題
稲沢市は、歴史ある神社仏閣や独自の農産物、植木が豊富です。しかし、観光に特化した事業者の数は限られており、イベントや祭り以外での集客が大きな課題となっていました。そんな中、「いなざわ観光まちづくりラボ」が主導となり、地域資源を活用した新しい観光体験を展開することで、地域の活性化を図っています。この試みが『ヤバ稲オンパク』として具体化されたのです。
『オンパク』の意義
「オンパク」とは、別府温泉での「温泉博覧会」に由来する言葉で、地域の魅力を体験し、地域とのつながりを深めることを目的としています。稲沢での初開催は、住民が自らの地域を愛し、他の市民や観光客にその魅力を伝えることを目的としたイベントなのです。
体験プログラムの内容
『ヤバ稲オンパク2025』では、食、自然、歴史、芸能、まち巡りなど、稲沢ならではの全22の体験プランが用意されています。地域に根ざした市民や事業者が手がけるこれらのプログラムは、参加者に新しい体験を提供し、思い出に残る時間を過ごせるよう工夫されております。
おすすめのプログラム
- - 信長の勝幡城生誕説:石田泰弘氏を講師に迎え、信長公の生誕地について学ぶ特別セッション。地元のどまつりダンスチームによるエンターテイメントや、居酒屋の美味しい食事も楽しめます。
- - 稲沢グリーンツーリズム:植木の名産地で、自分だけのお気に入りの植物を見つけ、ガーデニングのノウハウも学べる実践型プログラムです。
どちらのプログラムも間近で地元の魅力を感じながら、他の参加者との交流が楽しめる貴重な機会となっています。
今後の展望
『ヤバ稲オンパク2025』は今年初の試みですが、今後毎年の定期開催を目指しています。地域資源を活かした体験型観光の促進に加えて、観光人材の育成、ご当地グルメや特産品とのさらなる連携などを通じて、地域における観光の魅力を深めていく予定です。将来的には、海外からの観光客を迎えるインバウンド進出も視野に入れています。
この夏、ぜひ『ヤバ稲オンパク2025』を訪れ、稲沢の新たな魅力を感じてみてください。