ロック・フィールドとカゴメの提携で新しい野菜の未来を切り拓く

新たな業務提携のスタート

2025年3月11日、株式会社ロック・フィールドとカゴメ株式会社は業務提携契約を締結しました。この協力により、両社はそれぞれの専門分野を活かし、さらなる創造的な取り組みを進めていくことになります。ロック・フィールドは、サラダを中心とした惣菜事業を展開し、「食の未来を共創する」をテーマに掲げており、一方のカゴメは「トマトの会社から野菜の会社に」転換を進め、健康的で持続可能な食生活の提供を目指しています。この提携は、これらの企業理念を融合させ、より良い食環境を提供するための重要な第一歩です。

業務提携の背景

近年、私たちの食生活は大きな変化を遂げています。ライフスタイルの変化やリモートワークの影響で、家庭での食事が簡便さを求める傾向に移行しています。また、生産者の高齢化や異常気象の問題も重なり、持続可能な農業の発展が求められています。これに応える形で、ロック・フィールドとカゴメは長年築いてきた関係を基に、より強固な協力体制を整えることにしました。

健康寿命の延伸を目指す「野菜と共に創る未来プロジェクト」

新たに立ち上げられた『野菜と共に創る未来プロジェクト』では、健康寿命の延伸だけではなく、農業振興や地球環境の持続可能性を追求します。このプロジェクトでは、両社が協力して野菜の魅力を最大限に引き出し、それを活かした新たな商品の開発や食文化の提案を行います。具体的には、共同開発や異業種との連携を通じて、バリューチェーン全体での協業が進められる予定です。

ユーザーに笑顔を届ける取り組み

両社は「野菜のチカラで彩り豊かで笑顔あふれる食卓を提供」するために、消費者が手軽に取り入れられるような商品開発を実施します。例えば、健康的で手間いらずの惣菜レシピや、日常的に使いやすい野菜関連食品を展開し、家庭での食事がより楽しく、より健康的になるよう努める考えです。

ロック・フィールドは全国のデパ地下や駅ビルに店舗を構え、「RF1」などのブランドを展開しています。カゴメはトマトケチャップや野菜飲料をはじめとした商品を多岐にわたり提供，世界各国でも活動しています。

未来への展望

この業務提携により、両社はただ単に商品を提供するだけでなく、持続可能な社会の実現にも貢献できると考えています。消費者が健康的で、持続可能な食生活を選ぶことをさらにその選択肢を広げ、未来を共に創る取り組みが期待されています。この提携が実現することで、食卓に笑顔があふれ、健康で持続可能な社会を築くための一歩となることでしょう。私たちの食文化、そして農業の未来がどのように変化するのか、今から目が離せません。