親子で着衣泳体験
2025-09-17 14:59:49

水難事故防止の取り組み、親子で学ぶ着衣泳体験!

水難事故防止への一歩を踏み出す



2025年7月21日、愛知県岡崎市で開催された『子どもたちの命を守ろうプロジェクト2025』には、33組82名の親子が参加しました。この取り組みは、株式会社岡崎竜城スイミングクラブが主催し、学校での水泳授業の縮小に伴い、水辺での体験を提供することを目指しています。

親子での参加型イベント



午前中は、参加した親子が「おはなし会」や着衣泳体験を通じて命を守る行動を学びました。「おはなし会」では、演劇を交えた寸劇動画や、溺れたときの正しい行動をクイズ形式で学びました。子供たちも楽しめる内容で、多くの家庭が参加し、一緒に学ぶ機会が提供されました。

実技編では、親子で実際に服を着たまま浮いて助けを待つ「ウイテマテ」の練習を行い、楽しみながらも貴重な体験を積むことができました。参加者からは「着衣泳で浮く難しさを実感できた」との声が寄せられ、活動の意義を感じられたようです。

専門家との座談会



午後は、水難教育の第一人者である木村隆彦氏や、元海上自衛隊呉地方総監の池太郎氏が参加する座談会が行われました。ここでは、水難教育の現状や日本における防災教育の重要性について幅広く討論が展開されました。

特に、学校の水泳授業の縮小がもたらす「水難教育格差」の懸念や、民間、行政、市民が一体となって地域で命を守る仕組みを作り上げる必要性が強調されました。参加者からは「水難教育の必要性を知り、地域として考えるきっかけになった」という声もありました。

地域の連携を深めて



着衣泳体験の実施を通じて、参加者全員が「満足」と回答し、多くの家庭から「来年も参加したい」という意見が寄せられました。また、座談会の内容も収録され、後に「子どもを水難事故から守る教育を考える専門家討論」として公開される予定です。このような取り組みが、今後の教育現場や地域啓発活動に活用されることが期待されています。

今後の取り組み



岡崎竜城スイミングクラブは「全ての人に水泳を」「命を守る訓練を」を理念に掲げており、今後も「水難訓練の日」イベントを継続的に開催していく考えです。また、来年は水遊びシーズン前の5月にもプレ開催を予定しているとのことで、教育機関や自治体との連携を深め、地域全体での水難事故防止を目指しています。この活動が社会の水安全意識の向上につながることを願っています。

詳細な情報や参加申込みについては、岡崎竜城スイミングクラブまでお問い合わせください。


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