ネットプロテクションズとitowaの提携
株式会社ネットプロテクションズ(東京都千代田区)は、株式会社itowa(愛知県名古屋市)との業務提携を発表しました。この提携は、葬儀業界のデジタル化(DX)を進め、業務の効率化を図ることを目的としています。具体的には、ネットプロテクションズが提供する後払い決済サービス「NP後払いair」をitowaのデジタルプラットフォームに導入し、供花や供物のオンライン取引の迅速化を図ります。
提供の背景
従来、葬儀社の多くは供花や香典の取扱いを手作業で行っており、多くのアナログ業務が残っていました。たとえば、現地での集金や請求書の発行、未回収リスクの管理などが葬儀社にとって大きな負担となっていたのです。この中で人手不足が問題視されており、業務の自動化や省力化が求められてきました。
そこで、NP後払いairをitowaのシステムに組み込むことで、業界の課題解決を目指します。これにより、葬儀社は業務負担を軽減できることが期待されます。
葬儀社におけるメリット
1. 回収業務のアウトソースと未回収リスクの解消
NP後払いairを導入することにより、葬儀社は「与信審査」「請求書の発行」「代金回収」「督促入金管理」といった回収業務を外部に委託できます。これによって、葬儀社自体はこれらの業務から解放され、未回収リスクもネットプロテクションズにより100%保証されます。つまり、葬儀社の方々は収益に直結する業務により集中できるようになります。
2. 供花・供物業務におけるデジタル化
さらに、itowaと葬儀社の基幹システムが連携することにより、「供花・供物の注文」から「決済」、そして「帳票作成」「システム反映」まですべてがオンラインで自動化されます。この全体的な効率化により、経理業務の時間と労力が大幅に削減できます。
提供開始と導入状況
この新しいサービスは、2026年2月からitowaを利用する葬儀社へ向けて提供が開始される予定です。現時点で、以下の3社での導入がすでに決定しており、これからさらなる導入が見込まれています。
- - 【株式会社あいプラン】(https://www.apg-aiplan.com/)
- - 【株式会社ニチリョク】(https://www.nichiryoku.co.jp/)
- - 【株式会社メモリード】(https://osoushiki.memolead.co.jp/)
NP後払いairの特徴
NP後払いairは、訪問型サービス(例:水道・ガスの修理、ハウスクリーニングなど)で利用される後払い決済サービスです。利用者はサービス提供後に代金を支払うことができ、現金を準備する必要もありません。また、会員登録やクレジットカード情報の入力も不要です。
導入事業者にとっては、回収から請求、代金回収までの業務を全てアウトソースすることができ、未回収リスクもネットプロテクションズが保障します。この結果、業務負担が軽減され、本来業務に集中することが可能になります。
itowaについて
itowaは2023年6月にサービスをスタートした葬儀社向けのデジタルプラットフォームです。Webを通じて訃報の配信、デジタル記帳、供花や弔電のオンライン注文など豊富な機能を提供しています。特に、AI「いとわトーク」は24時間対応が可能で、遺族への手書きの連絡を削減する大きな効率化が見込まれています。
また、月間の取扱葬儀件数は約2,000件に達し、現在は上場企業を含む40社ほどの葬儀社に導入されています。過去には15,000件以上の葬儀で利用された実績があります。
まとめ
今回の提携は、葬儀業界の効率化とデジタル化を進める重要な一歩です。葬儀社は、NP後払いairにより業務の効率化、未回収リスクの軽減、デジタル化の促進を実現できるため、今後の業界動向が注目です。