愛知・豊橋で開催される福島の大わらじ祭り
福島県福島市で毎年行われる「福島わらじまつり」が、2025年6月13日(金)に愛知県豊橋市のこども未来館で開催されます。この日は、日本一の大わらじが西日本デビューを果たす特別な日となります。これまで東北地方や国立競技場などでしか披露されてこなかった迫力の「大わらじ演舞」を、この機会にぜひ体感してみてください。
福島と豊橋のパートナーシティの絆
福島わらじまつりは、信夫山の羽黒神社にまつられた仁王様に奉納するために作られた「わらじ」が元になっています。この祭りは、古くから地元の伝統として大切にされてきました。今回は、豊橋市が福島市と2023年に結んだパートナーシティ協定の一環として、両市の絆を深める素晴らしいイベントとして開催されます。
当日は、福島市の木幡浩市長やミスピーチ、地元の祭り団体から約100人が豊橋市を訪問します。オープニングセレモニーは午後5時45分から始まり、最初のわらじ演舞は午後6時から。2回目は午後6時45分からの予定です。それぞれ15分間、太鼓や笛の生演奏に合わせて、力強い掛け声と共に繰り広げられます。この時間帯には多くの観客が集まり、会場は熱気に包まれることでしょう。
大わらじの魅力を間近で体感
大わらじの長さはなんと12メートル、幅1.4メートル。この大きさを間近で見ることができるのは、非常に貴重な体験となります。木幡市長は「12メートルの大わらじが躍動します。この迫力をぜひ体感してください」と、来場者へ力強くメッセージを寄せています。
また、会場では福島市と豊橋市の物産ブースも設けられ、特産品の販売が行われます。福島の特産であるさくらんぼや、厳正な審査を通過した「ふくしまスイーツプレミアム商品」、そして豊橋市が誇る新鮮な野菜など、様々な地元の味を楽しむことができます。さらに、子ども向けの「ここにこ縁日」や、午後6時20分からのキッズダンスもあり、訪れる家族全員が楽しめるイベント盛りだくさんの内容です。
連続テレビ小説が結んだ絆
このパートナーシティの実現には、NHKの朝ドラ「エール」が大きく関わっています。このドラマは福島市出身で昭和を代表する作曲家、古関裕而氏と、豊橋市出身の金子さん夫妻の物語が描かれており、その縁で両市の交流が進みました。
文化、教育、産業などを中心に、両市は今後も様々な交流イベントを計画しています。福島の大わらじまつりは、その一端として豊橋での開催が決定したもので、ぜひ多くの方に足を運んでいただき、地域の活気を共に楽しんでいただきたいと思います。
詳細情報
福島と豊橋が織り成す特別な文化イベントを、皆さんと一緒に盛り上げていきましょう!