豊橋市にベビーケアルーム「mamaro」が寄贈され、子育て世帯をサポート

豊橋市に設置されたベビーケアルーム「mamaro」

12月25日、愛知県豊橋市に子育てを支援するためのベビーケアルーム「mamaro」が第一生命保険株式会社から寄贈されました。この施設は、子育て世帯が安心して利用できることを目指しており、豊橋市役所の東館2階に設置されています。子育て支援課や保育課が所在する場所に位置しているため、乳児と一緒に訪れる家庭にも利用しやすい環境が整っています。

「mamaro」は、個室型のベビーケアルームで、施錠が可能なため、授乳やおむつ交換、さらには離乳食の準備、寝かしつけ、着替えにも対応しています。これにより、赤ちゃんのお世話をする際のプライバシーが保たれ、保護者は安心して利用できます。公的機関に訪れる際も、特に子育て中の親にとって心強いサポートとなるでしょう。

寄贈式の模様と感謝の意

寄贈式では、第一生命保険株式会社の豊橋営業支社長である吉岡氏と豊橋市の長坂市長が出席し、寄贈に対する感謝の意が表されました。長坂市長は「豊橋市は市民がより育児をしやすい環境を目指しており、地域企業との連携を重視しています」と述べました。このコメントからも、地域全体で子育て支援に取り組む姿勢がうかがえます。

豊橋市についての紹介

愛知県豊橋市は、2024年の「共働き子育てしやすい街ランキング」で全国8位に選出され、東海4県では1位を継続。市は子育てがしやすい環境作りに力を入れており、「赤ちゃんの駅」として授乳やおむつ交換の場所を指定する取り組みも行っています。公式ウェブアプリ「パパママみてみりん」では、地域の「赤ちゃんの駅」の情報を簡単に確認することが可能です。

そして、屋外イベントでも授乳やおむつ交換ができる「移動式赤ちゃんの駅」を設置し、利用者の便宜を図っています。これらの動きは、子育て家庭が安心して外出できるようにするための市の努力を示しています。

第一生命保険株式会社と豊橋市の連携

第一生命保険株式会社は、2023年に豊橋市と包括連携協定を結び、地域の問題解決に向けたさまざまな取り組みを行ってきました。寄贈された「mamaro」も、その一環として実施されています。

地域社会への貢献を重視する同社は、1902年の創業以来、一貫してお客様を第一に考えた経営を行ってきました。今後も地域の人々の生活を支えるため、様々な活動を展開していくことでしょう。