名古屋の年賀状文化を守る新たな取り組み "KOMみくじ"
年賀状は日本に根付いた大切な文化ですが、その利用が年々減少しています。愛知県名古屋市にある株式会社コムデザインラボは、年賀状の文化を残すために「KOMみくじ」という参加型企画を2023年からスタートしました。このプロジェクトは、年賀状をただ送るのではなく、受け取った人とのつながりを深めることを目的としています。年賀状を通じて、お互いに新年の挨拶をし、コミュニケーションを促進するユニークな試みです。
年賀状のデジタル化を推進する「KOMみくじ」
コムデザインラボの年賀状には、QRコードが記載されており、受取人はそのQRコードを読み取って特設サイトにアクセスし、「KOMみくじ」を引くことができます。このデジタルおみくじには運試しの要素があり、楽しみながら新年の挨拶を交わすことができます。この仕組みは、遊び心満載で、年始の挨拶を一層魅力的にするものです。
また「KOMみくじ」企画では、デジタル年賀状を気軽に送り合うことができる「KOMのサクッと年賀状」機能も提供しています。これにより、手間をかけず簡単に年始の挨拶をやり取りできることができ、年賀状の文化を保つ手助けとなります。
新たな試み「KOMオーナーセレクション」の発表
2026年には、「KOMみくじ」に続く新たな企画として「KOMオーナーセレクション」が実施されます。この企画は、「KOMのサクッと年賀状」を利用した大抽選会で、年賀状を送信した参加者は豪華プレゼントを獲得できるチャンスがあります。抽選で当選した方には、コムデザインラボがブランディングを手掛けた様々な商品が贈呈されます。
このように、年賀状のやり取りを通じてコムデザインラボのクライアント同士がつながり、相互に支援し合うことが期待されています。年賀状という伝統的なコミュニケーションのスタイルを現代のニーズに合わせて再構築し、新たな価値を提供するこの企画は、多くの人に新しい年を迎える楽しみを与えることでしょう。
どんな商品がプレゼントされるの?
「KOMみくじ」および「KOMオーナーセレクション」において、当選者には様々な魅力的な商品が用意されています。これには、長野県の「Laboratory NUMOROUS」が手がける信州素材を使ったお菓子や、生ドーナツブランド「クレマパレット」の生ドーナツセット、愛知県大府市のぶどう農園が選ぶ新鮮なぶどう、そして宮崎の幻の柑橘「へべす」を使った和洋折衷菓子など、多彩な商品がラインナップされています。
参加方法の詳細
「KOMみくじ」に参加するには、まず1月1日から年賀状に記載されたQRコードを読み取ります。その後、特設ページでおみくじを引くことができ、運試しを楽しむことができます。また、1月3日からはコムデザインラボの公式HPからも「KOMみくじ」ページにアクセスでき、同様の手続きを行うことができます。
さらに、「KOMのサクッと年賀状」を利用する場合は、1月1日以降に新年のあいさつを送信すると、その際に抽選券が付与されます。この仕組みによって、より多くの人が参加しやすくなり、年賀状の文化がさらに広がっていくことが期待されます。
まとめ
年賀状を通じた新しい試み「KOMみくじ」と「KOMオーナーセレクション」は、伝統的な年賀状の文化を守りつつ、現代に合わせた形で進化させていることが魅力です。名古屋のブランディング会社が手がけるこのプロジェクトは、年始の挨拶を楽しく、つながりを生み出す方法として、多くの人に新たな価値を提供します。是非、年賀状を通じて新しい交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。