愛知の製造業を支える新プログラム「RE-CORE」
愛知県名古屋市に本社を構えるSTATION Ai株式会社と、刈谷市の株式会社デンソーが、製造業向けのオープンイノベーション支援プログラム「RE-CORE」を始めることを発表しました。このプログラムは、モノづくり企業の技術や強みを基に、スタートアップや他の外部企業との協力を通じて新しい事業機会を生み出すことを目的としています。
新たな挑戦の舞台
近年、モノづくりを取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。顧客のニーズが多様化し、社会が抱える課題も複雑さを増しています。こうした中、企業が自らの技術力や現場力をさらに磨き、新たな価値を創出することが求められています。愛知県は、日本の製造業の中心地として高度な技術やスキルを有する企業が多数集結しており、自動車産業などで日本のモノづくりを支えてきました。この地域の強みを生かし、モビリティ社会の進化に貢献するためには、技術や資産の可能性を広げ、企業間での共創を進めることが不可欠です。
「RE-CORE」は、そのような企業の挑戦をサポートするためにデンソーとSTATION Aiの両社がタッグを組んだプログラムです。デンソーは長年にわたるモノづくり企業との関係を深めてきた実績があり、豊富なネットワークを活かしながら現場のニーズを把握しています。一方のSTATION Aiは日本最大のオープンイノベーション拠点を運営し、多様なビジネスや大学、地域との繋がりを持っています。両社の強みを生かし、参加企業の技術を基にした共創を一貫して支援していくことが目標です。
プログラムの概要
「RE-CORE」は、参加企業のニーズに応じた2つのプログラムで構成されています。
- - RE-CORE Link: これは、AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)に関連するスタートアップとの接点を創出することを目指します。参加企業の課題を明確にし、「STATION Ai」のネットワークを通じて、関連性の高いスタートアップを見つけ出します。ピッチ形式での提案を通じて、参加企業は新たな解決策に出会う機会を得ることができます。
- - RE-CORE Fusion: これは、参加企業の技術や強みを出発点に、具体的な事業構想や共創に向けた計画までをサポートするプログラムです。企業は、対話を通じて自身の強みを再確認し、新しいビジョンを構築します。
両プログラムの実施は約3カ月を予定しており、この間にスピード感を持って具体的な成果を上げることを目指しています。
今後の展望
デンソーとSTATION Aiは、これからもモノづくり企業の知識や技術を駆使して新たな価値創造を支援することで、サプライチェーン全体の持続可能な成長と豊かなモビリティ社会の実現に寄与していく考えです。皆さんもこの機会に愛知の製造業の進化をご注目ください。