地域経済の発展を目指すサウナ体験イベント
大垣共立銀行は、地域経済の持続的発展を支援するため、地域の企業とスタートアップとの共同プロジェクトを促進しています。最近、その取り組みの一環として健康寿命の延伸および地域の経済発展に寄与するイベントが企画されました。この度開催されるイベントは、オークランド観光開発株式会社、豊田合成株式会社、株式会社ユーリア、株式会社PITTANという地元の企業とスタートアップの協力によって実現します。
このイベントは、「サウナ前後の体の変化を可視化し、新しい価値を創出する」というテーマのもと、サウナ体験を深めるための内容が盛り込まれています。特に、サウナの健康効果や身体への影響をこれまで以上に理解する機会となるでしょう。参加者は、サウナを利用する前と後で、自らの身体の変化を計測し、その結果をもとにサウナの持つ可能性を探ります。
具体的には、藤田医科大学の医療准教授・西垣孝行氏の監修のもと、オークランド観光開発が運営する「竜泉寺の湯 名古屋守山本店」にて、6月26日(木)に開催されます。ここでは、豊田合成が連携している株式会社ユーリアや、神戸のディープテック・スタートアップである株式会社PITTANが開発した検査キットを使用します。これにより参加者は、サウナ前後の身体の変化をデータとして受け取ることができ、そのデータを通じてサウナの効果についての理解を深めることが期待されています。特に、サウナ前後で測定される様々なパラメータは、健康意識を高め、サウナ施設の利用を促進するきっかけとなるでしょう。
OKB大垣共立銀行は、このような共創の取り組みを通じて、地域コミュニティの健康を推進し、経済発展にも寄与したいと考えています。彼らの努力は、スタートアップ企業の技術を地域の企業に活用してもらうことで、双方にとって新たな価値を生み出すことを目指しています。
参加企業の紹介
オークランド観光開発株式会社
オークランド観光開発は1956年にサウナ業を創業し、1989年に名古屋市守山区に「夢のスーパー銭湯 竜泉寺の湯」を開業しました。これは「スーパー銭湯」及び「高濃度炭酸泉」の発祥の地とも言われています。この施設を運営することで、サウナ業界の発展を牽引しています。
豊田合成株式会社
1949年に創業し、トヨタグループとして自動車部品の製造に強みを持っています。エアバッグやハンドルなどの部品を提供し、独自の材料リサイクルやスタートアップとの共同で新たなビジネスモデルの開発にも取り組んでいます。
株式会社ユーリア
2021年に設立されたヘルスケアスタートアップで、尿から身体の状態を解析する技術を開発しています。東京大学との共同研究を経て、健康状態をリアルタイムでモニタリングするアプリを展開しています。
株式会社PITTAN
「Lifelong Positivity」をビジョンに持つスタートアップで、非侵襲な汗中成分分析技術を活用し、ポジティブな健康づくりを支援します。誰でも手軽に健康管理ができるサービスを目指して革新を続けています。
まとめ
このプロジェクトは、地域の健康と経済の発展を両立させるための新しい試みです。参加者はサウナを通じて健康意識を深めるだけでなく、地元企業やスタートアップがどのように連携し、地域に貢献しているかを学ぶことができます。今後もこのような共創の取り組みを通じて、さらなるサービス改善と地域活性化が期待されます。