テルミックの取り組み
2026-07-30 09:21:16

テルミックの革新的なコンベア改修がもたらす新しい働き方

テルミックの革新的なコンベア改修がもたらす新しい働き方



愛知県刈谷市に本社を構える株式会社テルミックは、「ものづくりのエンターテイナー」として革新的な製造現場を追求しています。最近、同社の常滑工場では、業務効率の向上と作業負担の軽減を目的としたコンベアの改修が行われました。これは無人搬送用ロボットや協働ロボット導入など、従業員が快適に働ける環境作りの一環として実施されました。

現場の声を反映した改善スタイル



常滑工場の常滑検査・出荷センターでは、毎日50~100箱の貨物が中国から届きます。これらの箱には20〜25kgの重さの部品が納められており、開封して中身を確認する作業が必要です。従来のシステムでは作業環境が厳しく、手作業が多かったため、従業員の作業負担が大きいという声が上がっていました。これを受けて、テルミックは従業員からのフィードバックを取り入れた3つの改修を実施しました。

1. コンベアの高さ調整



まず、コンベアの高さを約900mmから740mmに変更しました。これにより、重い荷物を持ち上げる動作が大幅に軽減され、腰を痛めるリスクが減少しました。特に小柄な従業員にとっては、かがまずに荷物を確認できるようになり、作業の利便性が向上しました。

2. センサ位置の変更



センサーの位置をコンベアローラーの下に移動させることで、ラインの横にあったガイドを撤去。これにより荷物の移動がスムーズになり、作業者の動線が改善されました。作業時のストレスフリーな環境が実現しました。

3. コンベア方式の変更



従来のゴム式コンベアから、自転車チェーン式の新しいコンベアに変更。これにより、重い荷物を安定して搬送することが可能になり、運搬の安全性が大きく向上しました。

従業員に優しい環境づくり



テルミックでは、特に女性従業員の活躍が目立っています。今回の改修により、全体的な作業負担が軽減し、特に小さな従業員が中身を確認する際の負担が減ることで、作業環境が自然と改善されました。

加えて、台車とコンベアの高さを揃えることで、荷物をスライドさせて持ち上げずに移動できるようになりました。これまで高さ差による持ち上げが必要でしたが、一連の改修により動作がシンプルになり、作業効率が向上しました。

自社リソースの活用による迅速な改善



テルミックの改修プロジェクトは、現場からの声を基にして迅速に計画・実施されました。特に、設計や部品調達の体制が整っているため、通常であれば数ヶ月かかる改修を2ヶ月弱で完了させることができたのです。これは日頃からの自社と中国子会社との連携があってこそ可能なスピードでした。

DX推進と持続可能な未来



今後テルミックでは、人型ロボットの導入や、さらなる作業負担軽減の取り組みを検討しています。また、新設される「名古屋みなとオフィス」においては、LEDデジタルサイネージを展開し、製造現場のDX推進にも力を入れる予定です。

まとめ



テルミックは、従業員のニーズに基づいた改善策を実施することで、安全性と効率を両立させた働きやすい環境を実現しています。これからも持続可能な製造現場を目指して、様々な取り組みを進めていく同社に注目です。工場見学も受け付けており、皆様もぜひその目で確認してみてはいかがでしょうか。


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