豊田高専の地域イベント
2025-10-17 17:09:23

豊田高専が地域活性化に取り組むボートコンテストとまち歩きイベント

豊田高専の地域活性化活動



豊田工業高等専門学校(愛知県豊田市)は、中山間地域での活性化を目的とした交流事業「豊田高専ドミタウン」を2015年から実施しています。2025年9月21日(日)には、このプロジェクトの一環として、「ぷかぷかボートコンテスト」と「笹戸町のまち歩き」が行われました。このイベントでは、小学生を対象に、多世代が集い交流する貴重な体験が提供されました。

豊田高専ドミタウンの背景


「豊田高専ドミタウン」は、学生と教職員、地域住民が協力し、様々な活動を通じて地域の魅力を再発見する取り組みです。ドミタウンとは、学寮の仕組みを使って異なる世代が交流する場所を指し、これは学生たちが低学年をサポートする活動などを組み合わせることで実現しています。今回のイベントも、学生自身が講師として小学生たちを指導し、学びを深める機会となりました。

ボートコンテストの内容


午前中に行われたボートコンテストでは、参加した小学生たちがアルミホイルを使い、自分たちの船を作成しました。「どれだけ荷物を運べる船が作れるか」をテーマに、学生たちと一緒に知恵を絞りながら楽しむ姿が印象的でした。最初は試行錯誤の連続でしたが、徐々に自分のアイデアが形になっていく様子に、参加者たちも楽しさを感じていました。「思っていた以上に荷物が積めた!」と、嬉しい声も上がっていました。

まち歩きの魅力


午後には、本来行う予定だった稲刈りが大雨のため中止となり、笹戸町のまち歩きに変更されました。初めてこの地を訪れた小学生たちは、自然豊かな環境に驚き、「こんなに違うのか!」と感動していました。地域の魅力を学ぶ良い機会となり、案内役を務めた高専生も大変充実した様子でした。

参加者の感想


イベントの最後には、参加者同士で感想をシェアする時間が設けられました。「ボートコンテストは楽しかった」「稲刈りができなかったのは残念だけど、まち歩きが楽しかった」と、今後も参加したいという声が多く聞かれました。高専生たちも小学生との交流を通じて、貴重な経験ができたと語っていました。

豊田高専について


豊田高専は、1962年に設立され、5年間の一貫教育を通じて技術者を養成する日本の高等教育機関です。一般科目と専門科目が組み合わさり、実践的な技術者教育が行われています。卒業生は多様な産業で活躍中で、教育と地域活性化の両方に寄与している存在です。

このような活動を通じて、地域住民や若い世代が一体となり、豊田市の発展に貢献する姿勢は、多くの方々にとっても手本となるでしょう。今後も豊田高専の活躍に期待が寄せられます。


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