FIREを目指す実態
2026-04-20 13:51:45

FIREを目指す20〜40代が直面するリアルな資産形成の実態とは?

FIREを目指す20〜40代が直面するリアルな資産形成の実態とは?



近年、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す若者が増えています。合同会社WOZが20〜40代の会社員を対象に行った調査では、彼らの目標や生活にも多くの影響が出ていることが浮き彫りになりました。今回はその実情を詳しく見ていきましょう。

理想の目標金額と達成年数


調査によると、FIRE達成のための目標資産額として「1億円〜2億円未満」を掲げる人が31%を占めています。このことから、1億円をFIREのボーダーラインと捉えていることが分かります。一方で、5,000万円以下を目指す層もあり、これは各人のリタイア後の生活水準やライフプランによって異なることを示しています。

さらには「FIRE達成までの見込み年数」について、38.5%が「10〜20年未満」と回答しており、長期的な計画が必要であることが伺えます。約7割の人々が10年以上のスパンを意識しているという結果となりました。

投資のための出費削減


FIREを目指す上で、多くの人が生活費の削減に取り組んでいます。外食費(42.1%)、旅行・レジャー費(36.0%)、美容・ファッション費(30.7%)が特に重視されています。これらは日常的に調整しやすく、大きな出費になりがちなところが原因です。その結果、娯楽や趣味に費やすお金が減少し、生活満足度にも影響が出ていると感じている人が多いです。

実際に、約6割が「生活満足度が低下している」と回答しており、特に日常的な出費の抑制が影響していることが考えられます。具体的には、例えば家族に外食を断ることや、記念日などのイベントで「コスパ」を気にする余裕がなくなってしまうなど、普段の生活に影響を与えています。

投資手法の選択肢と未来の見通し


現在、FIRE達成に向けた資産形成において最も多くの人が取り組んでいる方法は株式投資で、実に70.3%が選んでいます。そのほか、投資信託やNISAなどの非課税制度を用いながら運用しています。実際、多くの人が長期的な視野に立った資産形成を志向していることが明らかとなりました。

さらに、70%以上の人が「運用利回りの高い投資手法を取り入れたい」と考えていることから、スピード感を持った資産形成に対する不安や願望がうかがえます。

完全リタイアへのこだわり


驚くことに、目標額に達した場合でも、全ての人が完全にリタイアするわけではありません。約50%が「働き方を変えて仕事を続ける」と回答し、社会とのつながりや生活リズムを崩したくないという気持ちが強いことが分かりました。物価の高騰も影響しており、経済的不安を抱え続けている実態が感じられます。

結論


この調査を通じて、FIREを目指す若者が抱える理想と現実のギャップ、生活満足度への影響などが明らかになりました。将来の経済的自由を追求する一方で、現状の生活の質を犠牲にしてまでのストレスを抱える姿勢が浮き彫りになっています。だからこそ、過度な節約を避けながらも持続可能な方法で資産形成を図り、日々の充実感を大切にしたいと思う人が多いようです。自分に最適なFIRE達成の道を進むためには、時には立ち止まって考え直すことも重要と言えるでしょう。


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