日本総合研究所とマイナビパートナーズ、エンカレッジの三社が協力し、障がいを持つ学生や既卒者を対象とした育成型の有給インターンシップ「ITエンジニアキャリア創出プログラム」の募集を開始しました。本プログラムは、2026年8月に開講予定で、約6カ月間にわたり全3段階の育成プロセスを経て、ITエンジニアとしての基礎を身につけることを目的としています。
プログラムの背景と意義
障がい者雇用は社会的な課題として取り上げられることが増え、近年では雇用者数が増加しているものの、企業側の課題も多く残されています。実質的な雇用率が全体平均を下回る業種が多く、特に「情報通信業」では障がい者が活躍する機会が限られています。そこで、IT業界での雇用機会を拡充しようと、育成型インターンシップを設立しました。これにより、未経験の障がい者でもITエンジニアを目指すことができる道を提供します。
インターンシップの概要
参加者は、約6カ月間に渡り、「オンボーディング」「育成」「実践」の3つの段階を経て、ITエンジニアとしての基礎を習得します。学びのカリキュラムは以下のように構成されています。
第1段階:オンボーディング(2026年8月〜9月)
最初の段階では、IT学習に向けた準備期間として、障がいの理解や自己理解を深めつつ、社会人としての基本や金融・IT業界についての基礎を学びます。この期間に、生活リズムや学習の姿勢を整えるための準備を行います。
第2段階:育成(2026年10月〜2027年1月)
次のステップでは、プログラミングの基礎をはじめとした実践的な知識を習得します。日本総研が独自に開発したITエンジニア育成プログラムを中心に学び、ビジネス基礎やセルフケアを学ぶことで、エンジニアとしての土台を固めます。
第3段階:実践(2027年1月〜2月)
最終段階では、実際の部署に仮配属され、実務に近い業務を経験することで、ITエンジニアとしてのイメージを具体化させます。定期的な面談やフォローを受けながら、自身の適性を確認する貴重な経験を得ることができます。
参加要件と応募方法
本プログラムの参加対象は、専門学校や大学の既卒者または卒業見込みのある方で、障がい者手帳を所持または申請中の方です。職歴は不問で、どなたでも応募可能です。応募方法は公式サイトのリンクから求人情報を確認することができます。締切は2026年5月29日です。
プログラムの運営
本インターンシップは、日本総研が中心となり、マイナビパートナーズとエンカレッジが講師・運営として参画します。各社の専門性を活かし、参加者の成長を支援するための環境が整えられています。この取り組みによって、日本のITエンジニア界に新たな風を吹き込むことができることを期待しています。