精神科訪問看護の未来
2025-10-10 11:34:34

精神科訪問看護の未来を考える!世界メンタルヘルスデーイベントが大阪で開催

世界メンタルヘルスデー記念イベントの開催



2025年10月5日、大阪のグランフロント大阪にて、株式会社eWeLLによる特別イベントが行われました。このイベントは、精神科訪問看護に携わる看護師や関係者を対象とし、精神疾患の理解を深める機会として設けられました。主催はトミーズアクションクラブが行っており、eWeLLは企業スポンサーとして参加しました。

深刻化するメンタルヘルスの課題



日本における精神障害の生涯有病率は22.9%というデータが示している通り、メンタルヘルスに関する問題は多くの国民が直面しています。精神疾患は「誰でもなる可能性がある」ため、正しい知識の普及と地域住民による支えが求められています。厚生労働省は、地域包括ケアシステムの構築を進めており、医療、福祉、地域支援が一体となった取り組みが必要です。

このような状況を受け、eWeLLは精神科訪問看護の現場で働く方々に向けた知識と情報を提供し、支援の質を向上させることを目的としたイベントを実施しました。

イベント内容



当日は、強迫性障害に苦しむ高校生を題材にした映画「悠優の君へ」の上映を行い、その後、感想を語り合うシェアタイムが設けられました。また、精神科訪問看護の専門知識を深めるためのセミナーも行われ、参加者同士の交流が図られるランチタイムも設けられ、非常に有意義な時間となりました。

特別セミナーでは、訪問看護の現状を「見える化」する取り組みが紹介され、多くの参加者から「自分自身を大切にすることを考える良い機会だった」との感想が寄せられました。こうした交流は、異なる事業所の看護師同士のネットワークを構築し、視野を広げる機会となりました。

世界メンタルヘルスデーとは



1992年に世界精神保健連盟によって設立された世界メンタルヘルスデーは、メンタルヘルス問題への関心を高め、偏見をなくすことを目指しています。WHOが協賛する国際的なこの日を通じて、正しい知識の普及が重要視されています。

eWeLLからのメッセージ



eWeLLの中野剛人社長は「訪問看護の重要性は今後ますます高まります。在宅療養者に寄り添う時間を増やすことが、日本のメンタルヘルスケアの向上に寄与すると信じています」と語り、今後も訪問看護の発展に取り組む意欲を示しました。

このイベントを通じて、精神科訪問看護の重要な役割を再認識し、メンタルヘルスへの理解を深める機会としたいと考えます。今後も地域でのメンタルヘルスの普及啓発に努めていく所存です。

eWeLLについて



eWeLLは「ひとを幸せにする」をミッションに掲げ、在宅医療の業務支援を行う企業です。訪問看護に特化した電子カルテ「iBow」や、地域医療のマッチングプラットフォーム「けあログっと」を展開し、全国で多くの医療従事者に利用されています。今後も、訪問看護の改善とメンタルヘルスの啓発に努めていきます。


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