可児市と防災協定
2025-11-19 14:43:23

岐阜県可児市がジーアイビーと防災協定を締結 - 災害対応型ランドリーの新たな役割

岐阜県可児市で新たな防災の取り組みとして、株式会社ジーアイビーと「災害時等における資機材の提供に関する協定」が締結されました。これは岐阜県内初の試みであり、全国で61の自治体と結ばれた防災協定の一つです。

2025年11月18日の締結式には、可児市の冨田成輝市長と引き続き、ジーアイビーの代表取締役である鈴木衛が出席しました。冨田市長は「市民のために、災害時には我々の力を借りたい」と述べ、協定に対する期待を示しました。鈴木代表も「地域の防災意識向上に貢献できることを嬉しく思っています」と語り、共に地域防災体制の充実へと進めて行く意向を表明しました。

この協定のキーポイントは、地震や台風などの災害時にジーアイビーが資機材を提供することです。提供される資機材には、簡易発電機や炊き出し用の大釜が含まれ、可児市内の「ブルースカイランドリー ゲンキー広見伊川店」が一時避難所として機能する予定です。この取り組みにより、地域の住民への生活支援が行われるとともに、防災訓練の実施が促進されます。

協定において具体的に用意される設備は、以下の3つのカテゴリーに分かれています。まず一つ目はエネルギー供給設備です。これにより、乾燥機で使用するLPガスを発電や炊き出しに切り替え、停電時でも3日分のLPガスを備蓄し安定供給を実現します。二つ目はポータブル発電機です。この発電機はLPガスを利用して電力を供給し、携帯電話の充電などにも利用可能です。三つ目は炊き出し設備で、大釜やガスコンロを備え、温かい食事を被災者に提供することができます。

この協定を通じて、ジーアイビーは全国に展開する「ブルースカイランドリー」のうち、現在261店舗が災害対応型ランドリーとして機能しています。今後は300店舗を目指し、各地の自治体と連携することで地域の安全確保に向けた取り組みを進めていく方針です。

ジーアイビーは愛知県名古屋市に本社を構え、人と社会に新しい価値を提供する企業として、様々なサービスを展開しています。生活を支えるコインランドリーのほか、電気料金の基本料金削減サービス「GIブレーカー」などを通じて、持続可能な未来を目指しています。地域との連携を重視し、今後も多様なソリューションを提供していく予定です。これにより、可児市における防災意識の向上や、災害時の迅速な対応が期待されています。協定の締結は、地域住民にとっても安心につながる大きな一歩となるでしょう。


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