ITエンジニア数増加
2026-01-27 13:43:21

世界のITエンジニア数が3000万人を突破。日本の教育力に課題

世界のITエンジニア数が3000万人を突破



最近、ヒューマンリソシア株式会社が発表した調査によると、世界のITエンジニア数が初めて3000万人を超え、具体的には3,023.2万人に達しました。この調査は114カ国のデータを基にしており、2020年から定期的に行われているものです。これにより、世界のITエンジニア業界の現状が明らかになりました。

国別の状況



国別で見ると、インドが引き続き首位を占めており、人数は約499.6万人。米国は439.9万人で2位、中国は342.0万人で3位という結果でした。日の目を見ることの少なかったインドの躍進が印象的で、今後も成長が期待されています。

これに対し、日本は154.0万人を数え、前年比で6.9%増加しました。この数字は日本のIT業界の競争力を示していますが、供給源となる「IT分野の卒業者数」が低迷している点が大きな懸念となっています。日本の卒業者数の伸び率は2.2%で、G7諸国の中で最も低い結果となりました。

ITエンジニア増加の影響



調査結果のポイントとして、日本において現役エンジニア数が増加する一方で、教育機関からのIT専門人材の供給が追いついていないことが明らかになりました。これは、専門外からの人材流入に依存する構造を作り出し、新たな専門人材の確保が課題となっています。

インドの状況は逆で、IT卒業者数は年平均5.7%増加しており、多くの新しいIT人材が市場に供給されているのです。この背景には、国内市場の需要に応えるための強固な教育制度があります。

教育機関からの卒業者数にも注目



実際に、ITエンジニアの基盤となる教育機関からの卒業者数が欠かせない要素です。例として、お隣の韓国では、IT分野の卒業生が毎年増加しており、国際競争で優位性を持つ中で、日本の状況は「供給不足」が浮き彫りになっています。日本の若者のIT関連の学習意欲が今後の成長に影響を及ぼすでしょう。

今後の展望



この調査結果は、日本のIT業界が持つ可能性と同時に、直面している課題を明らかにしました。少子化が進んでいる中で、企業は専門職も含めた柔軟な人材確保を検討しなければなりません。リスキリングや海外からの人材確保が今後の成功に鍵となりそうです。また、国際的な人材流動を意識した政策が必要です。これらの課題を解決しない限り、日本が世界のITエンジニア市場で存在感を示すことは難しいでしょう。

リーダーシップを取ることが重要であり、企業は今以上に教育機関と連携し、人材育成に取り組んでいく必要があります。これからのIT業界で求められるのは、専門的な知識を持った人材だけでなく、問題解決能力や柔軟な思考を持つ多様な人材です。これを実現するには、全てのステークホルダーが協力して取り組むことが必要なのです。


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