熱中症対策はお早めに
2025-06-03 11:37:44

早めの熱中症対策が勝負!梅雨型熱中症について知っておこう

早めの熱中症対策が勝負!梅雨型熱中症について知っておこう



近年、熱中症による救急搬送者数の増加が顕著ですが、特に注意すべきは6月の湿度が高い時期です。2024年の夏は全国的に気温が高くなると予測されており、特に6月の熱中症搬送者数は前年比で増加しています。

過去の統計と現状


総務省のデータによれば、令和元年の6月の熱中症搬送者数は4415人でしたが、令和6年には7275人に達し、さらなる増加が懸念されます。特に令和4年には15969人が搬送されており、早めの対策が必要です。

梅雨型熱中症の危険


湿度が高い梅雨時期は、気温がそれほど高くなくても熱中症になりやすい「梅雨型熱中症」に注意が必要です。通常の熱中症と異なり、湿気の影響で体温調整がうまく行えず、室内でも発症することが多いのです。そんな状況でも、「熱中症対策は7月から」という誤解を持っている方が多いのが実情です。

意識を変えよう


パナソニックの調査によると、熱中症対策をしていない人が33%おり、46%の人々が7月以降に対策を始めようとしています。しかし、早期の対策が重要なのです。特に自宅で「熱中症かもしれない」と感じたことがある人が51%、その際に44%が「エアコンを使用していなかった」という結果が出ています。

エアコンの正しい使い方


エアコンを使わない理由の一つには「電気代がかかる」という意見が挙げられます。ですが、エアコンを適切に使用することで、暑さをしっかりと管理することが可能です。特に、エアコンの設定温度は室温28℃を目安にし、湿度70%以下を保つことが重要です。

医師からの助言


臨床教育開発推進機構の三宅康史医師は、梅雨時期の熱中症対策として、早期に体を暑さに慣れさせることや、自宅内の湿度管理、積極的なエアコン活用を勧めています。アクティブな運動や、軽い水分補給、衣服の調整もこの時期の健康を守るために重要です。

まとめ


梅雨型熱中症には特有のリスクがありますが、早めの対策を取ることでそのリスクを減らせます。自分自身や家族が安心して健康を維持できるよう、エアコンを積極的に活用し、心地よい空間を作ることが大切です。高齢者だけでなく、全ての世代において、今こそ熱中症対策を真剣に考える時期です。


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