静岡から発信!デジタル人材育成と地域活性化を目指すトークショー
2025年9月、幕張メッセで行われた東京ゲームショウにて、静岡市と総合学園ヒューマンアカデミーの共同企画による「デジタル人材のための静岡PRトークショー」が開催されました。このイベントは、地域のクリエイティブ人材を育成し、静岡が新たな産業の集積地として発展することを目指すものです。
地域と教育の連携
当日のトークは、静岡市や教育機関、企業の関係者が集結し、地域に根ざしたクリエイティブ人材の育成について語り合いました。講師として登壇したのは、総合学園ヒューマンアカデミーの時田遼氏。彼は、静岡の学生の90%以上が地元での就職を望んでいるものの、選択肢が限られていることを指摘し、地域における教育の重要性を強調しました。このトークショーは、教育と地域、産業が結びついた好循環の重要性を改めて再認識させる機会となりました。
静岡の魅力を語る
現地には、移住を果たしたクリエイターの声も寄せられました。彼らは、静岡が持つ「ちょうどいい暮らし」と、「仕事環境の整備」が創造性の向上に寄与していることを証言します。海や山に近く、生活費が東京よりも安価である点を挙げ、地域の自然や人々の温かさを高く評価しました。このような環境が、クリエイティブ業界の人材定着に貢献することは間違いありません。
新たなクリエイティブ産業の育成
トークセッションの中では、静岡の地域おこしの在り方と、「食・自然・人の温かさ」といった生活の質の向上に関する話題が続きました。ここで登壇者たちは、静岡の「食の文化」や、地域に住む人々の優しさについて語り、静岡が提供する暮らしの豊かさの重要性を共有しました。
未来に向けた取り組み
静岡市とヒューマンアカデミーは、この協定に基づき、地域特有のデジタル人材育成を進めています。教育の事業経験を活かし、ゲームプログラマーやCGデザイナーなど育成する専門的なプログラムを準備中です。また、地域における産業の動向を踏まえた教育プログラムも展開し、静岡市がクリエイティブ産業の中心地となるべく取り組んでいます。
最後に、トークの締めくくりとして出た「地域と連携して新しいビジネスを生み出す人材を輩出したい」との言葉。これは、静岡の未来に向けた期待感を示すものであり、地域と教育の共生を目指す私たちにとって、大きな希望となるものでした。
今後も静岡は、教育を起点にした新たなクリエイティブ産業の拠点として発展していくことが求められています。
総合学園ヒューマンアカデミーは、教育の面白さを追求しながら、持続可能な地域づくりに貢献します。これからの静岡、そしてクリエイティブ業界における人材育成の動向に、ぜひご注目ください。