愛知県の魅力を海外富裕層へ発信するエクスペリサスの新プロジェクト
愛知県は、名古屋城や熱田神宮といった歴史的名所の他、全国屈指の醸造文化や伝統工芸で知られる瀬戸焼、さらに豊かな農水産資源を活かした観光地としてのポテンシャルを持っています。しかし、海外からの高付加価値旅行者を受け入れる体制が不十分という課題も抱えていました。
そこで、エクスペリサス株式会社がこの課題の解決に乗り出しました。東京都渋谷区に本社を置く同社は、愛知県から委託を受け、県内の高付加価値観光コンテンツを開発するプロジェクトに着手しました。このプロジェクトは、2025年度に向けて「外国人旅行者体験コンテンツ造成支援委託業務」を実施するもので、県内の魅力的な要素を生かした新たな観光体験を提供することを目指しています。
高付加価値観光コンテンツの開発
このプロジェクトでは、愛知特有の観光資源を活用し、以下の4つの高付加価値体験が新たに開発されました。
1.
Exclusive Gastronomy Experience:名古屋の名シェフ・山内賢一郎氏と共に、愛知の醸造生産者を巡り、フレンチレストランで提供する豪華なコース料理体験。
2.
Agriculture Experience:東三河の食に詳しい今里武シェフが手掛ける、通常は非公開の生産者との交流を経ての特別なディナー体験。ホテルアークリッシュ豊橋内の「RESTAURANT KEI」で提供されます。
3.
荘厳な美と至高のもてなし:江戸期の建物を移築した「御懐石志ら玉」で、本格的な茶事を是非体験していただきたい。VIP専門通訳による解説も受けられる貴重な機会です。
4.
瀬戸焼の名人による作陶体験:日本六古窯の一つである瀬戸焼を代表する陶芸家と連携し、通常は公開されていない原土採掘場を訪れ、作陶指導を受けることができます。
これらのコンテンツは、エクスペリサスが運営する富裕層向けプラットフォーム「XPERISUS.com」で近日中に販売を開始する予定です。
海外販路構築の取り組み
さらに、エクスペリサスは、海外富裕層向け旅行会社への販路構築に積極的です。モニターツアーを開催し、世界的なラグジュアリー旅行コンソーシアム「Serandipians」向けのウェビナーを行い、海外の高付加価値旅行市場に向けたプロモーション活動を推進しました。
同社は、他の自治体や企業と連携しながら、地域の独自性を最大限に引き出した観光体験の開発を行い、持続可能な観光による地方創生を実現することに注力しています。特に、愛知県の観光資源を高付加価値な形で提供することは、富裕層旅行者にとって特に魅力的な選択肢となるでしょう。
エクスペリサスの成長と展望
エクスペリサスは2017年に設立され、以来、訪日富裕層旅行市場におけるBtoB型の承認制プラットフォーム「XPERISUS.com」を運営しています。特に、近年では新型コロナウイルスの影響があったものの、この機会を捉え、国内の富裕層向け事業や法人向け、さらには官庁自治体向けの戦略を練り直し、事業の多角化に成功しました。
今後もエクスペリサスは、愛知県を中心に日本の魅力を世界中の富裕層に届けるべく、新たな高付加価値観光コンテンツの開発や販路拡大に取り組んで参ります。地域の魅力を最大限に引き出し、持続可能な観光の確立を目指す同社の活動に、今後も注目していきたいですね。