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幼児教育・保育の未来を共に考える「ホンマなんフェス2025」開催レポート

2025年4月26日（土）、兵庫県尼崎市に位置する認定こども園 七松幼稚園にて、幼児教育・保育分野のリーダーたちが集う実践型イベント「ホンマなんフェス2025」が開催されました。本イベントはVISH株式会社とリンクエイジ株式会社の共催によるもので、現場の最前線で活躍する人々が一堂に会し、組織運営や人材育成といった課題に本音で向き合い、解決策を模索することを目的としています。

このイベントは単なる形式的な研修ではなく、参加者と登壇者が肩書きを超えてフラットな関係で議論を交わす貴重な場となりました。以下にその詳細をレポートいたします。

開催概要

• - 日時: 2025年4月26日（土）
• - 場所: 認定こども園 七松幼稚園（兵庫県尼崎市）
• - 共催: VISH株式会社、リンクエイジ株式会社
• - 目的: 幼児教育・保育現場でのリーダーやミドルリーダーが抱える課題に本音で対話し、実践的な解決策を探る場の提供。

登壇者一覧

• - 亀山秀郎（認定こども園七松幼稚園 理事長・園長）
• - 阿部能光（認定こども園いぶき幼稚園 園長）
• - 北島孝通（幼保連携認定こども園庄内こどもの杜幼稚園 理事長・園長）
• - 藤田俊（リンクエイジ株式会社 代表取締役）
• - 西尾真吾（VISH株式会社 執行役員）

特別ゲスト

• - 小林 優子（幼保連携型認定こども園 みつばキラリ園 教務部長）
• - 天野 玲貴（幼稚園型認定こども園 東豊中幼稚園 園長補佐）
• - 鈴木 正敏（兵庫教育大学 学校教育研究科 教授）

保育現場の課題解決へ向けた「対話」の重要性

イベントは、開催地となる七松幼稚園の亀山秀郎先生による園内見学ツアーからスタートしました。参加者は実際の保育環境を体感し、その重要性を実感しました。 開会式では、リンクエイジ株式会社の藤田氏とVISH株式会社の西尾が、"正解を教えるのではなく、共に考える時間が大切"という趣旨を紹介し、参加者全員の議論への期待が高まりました。

テーマ①: 自由保育への挑戦と職員との対話

最初のセッションでは、みつばキラリ園の小林優子先生が登壇し、自由保育に関する職員意識の改革やビジョン共有の難しさについて、具体例を交えて率直に語りました。出席者からは、「ビジョンは日々の体験を通じて深まる」「既存文化への理解と新たな方向性提示が必要」といった意見が寄せられ、リーダーの役割と対話の重要性が強調されました。

テーマ②: 働きやすさとやりがいの両立を目指した組織変革

次のセッションでは、東豊中幼稚園の天野玲貴先生が、職員のやりがいを保ちながらの働きやすさへの取り組みについて語りました。「単なる働きやすさでは成長には繋がらない」との指摘から、具体的な組織改革必要性が議論されました。

トークセッション: 現場の変化を円滑にするための具体策

イベントの締めくくりにはトークセッションが行われ、参加者からの質問に登壇者が一つ一つ回答する形式で進行しました。質問内容は多岐にわたり、特にミドルリーダーの育成や新しい取り組みの伝え方などについて具体的なアドバイスが共有されました。

参加者の声: 心に響く共感

イベント終了後、多くの参加者から「自分だけではないと感じました」といった感想が寄せられました。他の園の実際の課題や成功・失敗談から具体的なヒントを得た参加者が多く、共感とともに明日への活力を得たことが伺えます。

まとめ: 「対話」で保育現場の未来を切り拓く

「ホンマなんフェス2025」は、リーダーたちが本音で語り合い、幼児教育・保育の課題を浮き彫りにし、解決策を探る貴重な場となりました。対話の積み重ねが、組織文化を育成し、職員のエンゲージメントを高め、子どもたちの育成に寄与する保育の質向上につながることが期待されます。

今後の活動について

今年度も「ホンマなんコミュニティ」は、引き続き活動を行い、次回のボリューム６は2025年7月15日（火）に開催予定です。詳細は追ってお知らせいたします。

主催会社について

• - VISH株式会社: 保育士の負担軽減と保護者の安心を目指し、「園支援システム＋バスキャッチ」を提供。 公式サイト: VISH株式会社
• - リンクエイジ株式会社: 教育機関向けの写真・動画撮影・販売サービスを運営。 公式サイト: リンクエイジ株式会社

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